実家の親のパソコン設定

敷居を下げることからスタートです。


準備完了。

実家の親のパソコン設定 何を期待するか

以前実家の親のITでのスキルアップの必要性をとりあげました。
(実家の親とITスキル)

今回は、具体的に実家の親に期待したいスキルをパソコンに絞ってお伝えします。

実家の親に期待したいパソコンの使用例は以下です。
・メールの送受信(資料の添付も)
・書類作成(ワープロや表計算ソフトの利用)
・年賀状作成
・インターネット利用

少し視点を高くすると、コミュニケーション手段の拡張とデータの整理をパソコンで行えるようになってもらいたいとも言えます。

実家の親のパソコン設定 どんなパソコンか

不可欠なポイントは、使用の敷居を下げることです。
よって、選択はノートパソコンになります。
(デスクトップパソコンが大切に鎮座されて祭られていてはどうにもなりません)

次にディスプレイです。
鮮明なディスプレイが良いのですが、それ以上に画面のサイズが重要です。
15インチ以上が無難です。

私の使用しているパソコンについて以前紹介しました。
(ノートパソコンを選ぶ基準)
仕事で使用する以上ある程度のスペックは必要です。

一方、実家の親にとって必要なパソコンに大仰なスペックは不要です。
私が選択したのは、ヒューレットパッカードのノートパソコン(HP 255 G7)です。
使用上の都合以下の点を確認しました。
・無線LAN接続 ← インターネット利用を円滑にするため
・パソコンにカメラ内蔵 ← ビデオ会話も可能にするため
・テンキーあり ← 念のため

ディスクドライブは不要と判断しました。
(この点については、また別途記事にするかもしれません。ウェブ利用を重視しているためです。)

なお、インターネットへの接続は「ネクストモバイル」を利用することにしました。

実家の親のパソコン設定 設定の具体例

パソコンの設定では、使うときの心理的な負担を下げることを重視しました。
具体例は以下の通りです。

・デスクトップのアイコンは「ごみ箱」だけにする。→ 画面を見て気が散らないようにする。

・ポインターのサイズを大きくする。 → 操作の対象をわかりやすくする。
ウィンドウズキー-ポインターで検索すると設定画面にたどりつけます。
親のパソコンでのポインターは「2」のサイズにしました。

・タスクバーのコルタナとタスクビューは消す。 → 画面から余分なものを排除する。
タスクバーで右クリックすると設定できます。

タスクバーの検索ボックスも同じ要領で非表示にできます。

・閲覧ソフトをクロムにする。 → 利便性の都合です。

・クロムのお気に入りにタイピングサイトを登録する。 → タイピングはパソコン利用では不可欠ということです。

・Gメールアドレスを取得する。 → もろもろ使います。パソコン購入以前から取得する方が便利です。

・オフィスソフトのインストールをする。
(マイクロソフトのofficeでなくとも支障が無いと判断して、「LibreOffice」をインストールしました。)

以上はあくまで実家の親が使うまでの設定です。

パソコン本体以外では余分な出費もかからないことなので、参考にしていただければ幸いです。

 

蛇足
問題はこれからなのですよ。

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