オンラインサービスのお手入れ ステップ記録ツールを利用する
お手入れは大切です。
オンラインサービスのお手入れ 利便性の裏返しの変化
かつてSEの知人がパソコンを複数台使い分けていると聞き驚きました。
ハードではデスクトップとノート、
OSではWindows・Mac・Linux、といった具合です。
ITについて疎い上にずぼらな私は全部ブラウザで処理できればなー、
と思っていました。
CDやDVDの保管も苦手だったので、オンラインサービスの充実を希望していたわけです。
2021年(令和3年)時点では、それなりにオンラインサービスが充実しています。
税務会計業界では、
・クラウド会計
・確定申告では国税庁「確定申告書等作成コーナー」
の利用が広まっています。
あらためてオンラインサービスの特徴を振り返ると、
・処理のスタートをブラウザから一元化できる
・アップデートの手間が不要
・データの連携が見込める
といったメリットがあります。
セキュリティや処理速度といった問題もありますが、
サービス利用上の留意点にとどまる印象です。
(クラウド会計って何? 税務会計だけじゃない仕組み)
オンラインサービスではアップデートも盛んで、利便性向上では魅力です。
反面、サービスの仕様が変更されていて戸惑うこともあります。
オンラインサービスのお手入れ ステップ記録ツールを利用
オンラインサービスのアップデートで戸惑うのは、
ブラウザ画面上の視覚情報が変更されているからです。
若干、一部の変更ならば
・無視する
・画面キャプチャで記録する
といった手段があります。
しかし、オンラインサービスの連続した処理を記録するには
画面キャプチャでは煩雑です。
連続した操作を記録する手段として、Windowsの「ステップ記録ツール」を利用します。
標準で搭載されているアプリです。
まず、Windowsキーを押し、「ステップ記録ツール」と入力します。
アプリを開くと、利用が可能になります。
「記録の開始」よりパソコン操作が記録されます。
「記録の停止」で記録が終了します。
たとえば、国税庁の確定申告書等作成コーナーの利用を記録していくと、
記録終了後にファイルが作成されます。
ワードからも開いて編集することもできます。
下図は、閏年の方でも誕生日が入力できることのメモを追加したものです。
(昭和11年は閏年でした)
オンラインサービスのお手入れ 情報の共有先は限定しない
上記のような記録は、情報共有手段として
・お客様
・組織内部
・将来の自分
にとって有効です。
割り切っていってしまえば、将来の自分も他人と同様ということです。
記録したデータの共有先は限定しなくとも役に立ちます。
情報の共有の目的は、将来忘れることへの対策です。
自分を含めた情報の共有手段が有効です。
ステップ記録ツールはWindows限定ですが、
・利用が容易
・データとしての共有も可能
といったメリットがあります。
オンラインサービスの連続した処理の記録をしたい方におすすめです。
蛇足
2021年(令和3年)は閏年ではありません。
次の閏年は2024年(令和6年)です。
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