確定申告で使うソフトとオンラインサービス 会計複数、申告択一

選択の基準は、効果>投資のバランス。

確定申告で使う 人力で頑張らない

紙書類、電卓、領収書・レシート、集計の帳簿、確定申告。

事業をされている方にとっては、毎年冬の定番イベントかもしれません。
クリスマスやお正月のような高揚感はありませんが(笑)。

普段やり慣れない処理が重なる上に、聞き慣れない用語で気が重くなります。

事業を始めたばかりの頃なら手書きでも処理可能なボリュームです。
しかし、取引が増え、確認や集計が多くなると、経理事務の負担が増します。

そうしたときのマズイ判断は、「頑張る」です。
負担が減らないうえに、問題の先送りです。

会計処理や税務申告での工夫が必要です。
会計ソフトやオンラインサービスの利用がおすすめです。
会計と税務申告での選択肢を整理しておきます。

確定申告で使う 会計処理は複数の選択肢あり

会計処理での工夫は、ソフトの利用です。

事業に関連した収入や支出の入力と集計の負担を減らします。
後述する税務申告とは異なり、会計での工夫は選択が複数あります。
選択肢は、表計算ソフト、会計ソフト(インストール型)、クラウド会計サービスです。

まず、表計算ソフト。
副業での雑所得、事業を始めたばかりの方、自力で確定申告を行う方の選択肢になります。
メリットは、利用にお金がかからないことです。
表計算ソフトならなんでもよいので、エクセルではなくフリーソフトの「Libre Office」も有効です。
限界は、青色申告特別控除65万円を狙うための貸借対照表の作成に不向きなことです。

次に会計ソフト(インストール型)。
本格的に事業活動をされている方や目指している方に向いています。
メリットは、損益だけではなく財政状態のわかる貸借対照表の作成も行えること。
留意点は、複式簿記を前提にした仕組みでの処理なので、自力で処理を続けるのは難しいことです。
ソフトは青色申告向けなら1万円台で入手できます。

そして、クラウド会計サービス。
会計ソフトをオンラインサービス化した仕組みです。
メリットは、通常の会計ソフトに銀行口座のなどの連携が加わっていることなどがあります。
留意点は、会計ソフトのような買い切りではなく、毎月の利用での費用負担があることです。
また、インターネット環境が前提でもあります。
(クラウド会計って何? 税務会計だけじゃない仕組み)

ソフトやサービスの利用は、事業活動とコスト・処理の負担の兼ね合いで決めることになります。

確定申告で使う 税務申告は択一です

この記事では、自力での税務申告を前提に進めます。
選択肢が複数あった会計処理とは異なり、税務申告では処理手段は択一です。

国税庁のサイトを利用します。
無料で利用可能です。
(確定申告はオンラインで作成 電子申告しない方も利用可能)

確定申告の流れは、決算→申告です。
会計ソフトなどは、「決算」のために使います。
決算終了時点で申告のスタートである利益(所得)は決定しています。

税務申告では、利益(所得)をスタートに所得控除などを当てはめる処理をします。
見方を変えると、当てはめの処理なので択一の選択肢で問題無いというわけです。

確定申告というと、気の重いイベントかもしれません。
とはいえ、処理のためのコストは、事業活動に比較して大きなものではありません。

そうしたコストでも充分なパフォーマンス(節税や手元資金確保)につながります。

 

蛇足
所得税は申告納税制度だから行政のオンラインサービスも充実している、というのは好意的な誤解です。
法人税には、こうしたサービスは未整備です。

 

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