電子印鑑クリックスタンパーで妥協する  チートな脱ハンコのスタート

大人対応かな?

電子印鑑クリックスタンパー チートな脱ハンコ

2020年(令和2年)は急速に脱ハンコが進んでいます。

民間取引だけでなく、行政手続きでも変化は急激です。

中央政府、都道府県・市町村といった自治体でもハンコ不要が強まっています。

効率化を進める点では歓迎です。

その一方で、ハンコを使ってはいけないというルールもありません。

ハンコ使用の現状も依然として残っています。

頑な(かたくな)にハンコ使用を反対する、という考え方もあります。

また、些細な方法で軋轢(あつれき)をスルーしてしまうことも可能です。

今回紹介する「クリックスタンパー(ClickStamper)」は、後者の選択です。
チートな脱ハンコの取り組みです。
(チートはずるいよなー、という意味です)

電子印鑑クリックスタンパー ハンコと妥協する

今回紹介するクリックスタンパーは、電子署名ではありません。

印鑑の画像データを作成して、書類となるデータに貼り付ける仕組みです。

電子印鑑の仕導入方法はいくつかあります。
 ・ Web サービスを利用する
 ・フリーソフトを利用する
 ・ハンコの画像データを利用する

クリックスタンパーはフリーソフトを利用する仕組みです。

以下は導入方法と設定手順です。

クリックスタンパーをダウンロードします。

「クリックスタンパー vector」で検索すると、該当サイトが見つかります。
 

無料でダウンロード可能です。

 ZIP ファイルを展開して、利用できるようにします。
(ダウンロードしたファイルを右クリックすると展開できます)

アプリを起動して、新規作成よりハンコの画像を作っていきます。

まず、作りたいハンコの種類を選択します。

次にハンコとして表示する画像を設定します。
「丸印・角印」タブより設定できます。

さらにフォントやファイル形式を選択します。
「共通」タブより設定します。
「ファイル」より保存すれば、完成です。

実際の使用は、以下のようなものになります。

「クリップボードにコピー」を選択します。
貼り付けたいファイル上で、Ctrl+Vで貼り付けられます。

形式主義という印象かもしれません(笑)。

法律上、こういった電子印鑑は不要なはずです。

とはいえ、今回紹介したチートな方法も選択肢になります。

電子印鑑クリックスタンパー オンライン化を実験できる

脱ハンコは無用な形式主義からのお別れの過程でもあります。

また、脱ハンコにはペーパーレス化やオンラインでの認証などが課題です。

クリックスタンパーでの電子印鑑は些細な工夫かもしれません。

とはいえ、紙でのみやりとりしていた手続きをオンラインでやってみる実践になります。。

オンラインでのやりとりに馴染みのない方はお試しください。 

 

蛇足
ハンコ問題は、こちらも参考に。
ハンコ無が本格化するか 政府のQ&A公表

 

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