否定ぜずに試してみるがおすすめの理由とは?
スキルアップ・効率化・コスト削減の共通点
面白がって試してみる機会は年を重ねると減ってきます。
否定や拒否は短期的には楽な選択にはなりますが、
長期では残念な結果になりがちです。
スキルアップ・効率化・コスト削減を同時に達成と
欲張るための試行錯誤もありなはずです(笑)。

試して成功!
否定せず試す 短期的・部分的安定?
年齢を重ねる、経験値が蓄積されるメリットがあります。
危険だったり残念だったりする選択を避けられます。
直感的な判断で危険を避けて安定した状況が続くと、
そうした判断に自信が持てたりもします。
たとえば、新しいツールや選択肢の否定。
否定して見て見ぬふりをしておけば、短期的にはやりすごせます。
反面、長期的には選択肢が狭まりにっちもさっちもいきません。
否定せず試す 通帳データ化アプリを再現
会計処理は多岐にわたりますが、会計データの利用が必須です。
会計ソフトにどのようにデータを投入するか?という
避けて通れない問題があります。
会計処理の検討や判断、会計データの利用を除いてみると、
データの投入がスキルや効率化やコストと関連します。
愚直にデータを手入力することは定石ではありますが、
「技」を利用すれば現状を改善できます。
(会計処理の大技・小技・裏ワザとは?)
AIとOCRを組み合わせて、
- 通帳の画像データを読み取り、
- 読み取ったデータをcsvファイルで出力して、
- フォイルのデータを会計ソフトにインポートする
といった「通帳データ化アプリ」による「大技」もあります。
アイキャッチ画像は公開された情報をもとに私が再現したアプリです。
(「Gemini 通帳データ化」で検索)
指示に従って再現したところ、15分ほどで再現できました。
通帳の画像データの読み取りも実用に耐える内容でした。
否定せず試す 唯一の正解は後回し
会計データのソフトへの投入ではミスと時間の最小化が課題です。
クラウド会計の導入や検討が無視できない理由となります。
銀行データなどを人手を介さずにソフトに投入できれば、
ミスや時間の問題を解決できます。
他方、すべての事業者でクラウド会計の利用が最適とはいえず、
別の選択肢を探る必要もあります。
AI✕OCRはアナログとデジタルの処理の組み合わせであり、
完全なデジタルでの処理とは言えません。
とはいえ、AI✕OCRの選択肢をうっかり否定してしまうと、
現状の部分的な改善で頭打ちになります。
- 唯一の正解は後回し、期待しない
- とりあえず試してみる
といった選択が優先です。
試しつつ情報を収集すると、情報の感度はアップします。
否定してしまうとせっかくの課題解決の鍵を見逃します。
スキルアップ・効率化・コスト削減に唯一の正解を期待すると
見送りやスルー、否定と先細りに陥ります。
否定せずに試してみることがおすすめです。
蛇足
散らかった資料や大量の入力データを前にくじける方と
闘志を燃やす方がいます。
ほどほどにくじけるといろいろ考えることになるので、
グチグチ言う機会も必要かもしれません(笑)。
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