華麗な椿と怒涛の出店攻勢! jSTAT MAPで見える化

昔とのギャップに驚く歳になりました(笑)。


椿「野々市(ののいち)」

椿と出店攻勢 春は桜だけじゃないin野々市市

春の訪れを感じる花というと、梅や桜が思い浮かびます。

道端ではオオイヌノフグリも咲き始めます。
(見た目と名前のギャップが大きい植物です(笑))

石川県野々市市(ののいちし、金沢市の南)では市花木が椿ということで
「椿まつり」が毎年開催されています。

気分転換に私も訪れてみました。

中央公園の一角で多種多様な椿を鑑賞することができました。

2月から3月は税理士にとってはささくれだった季節なので(笑)、
華麗な椿には癒されます。

ほんわかした気分で会場から出ると、様相が一変
ドラッグストアがひしめき合っていました。

椿と出店攻勢 ドラッグストアだらけ!?

全国的にみても最近勢いが盛んなのはドラッグストア業界です。

出店攻勢が続いています。

私の住んでいる石川県でも地元の「アオキ(白山市)」の成長が
目立っています。

その他にも「ウエルシア」「スギ薬局」「コスモス」「ゲンキー」
なども攻勢をかけています。

野々市市で見かけた出店攻勢では、

  • 競合店の近さ
  • ドミナント出店

といった特徴がはっきりしている点です。

とはいえ、ことばや数字での驚きでは情報の伝達でも
一歩引いた分析でも物足りません。

見える化する工夫が必要です。

椿と出店攻勢 jSTAT MAPで驚きを整理

見える化には「jSTAT MAP」が利用できます。

jSTAT MAPはオンラインで無料で利用できます。

「統計地図作成」より「エリア作成」を選択します。

「グループ名」を入力して「次へ」に進みます。

「円」より「同心円」を選択します。

「有効」にチェックを入れて、地図より場所を選択して「エリア名」を入力後
「登録」すれば同心円が地図上に描かれます。

たとえば、「コスモス」の出店状況。

ドミナント感がわかります。

同じようにウエルシアやアオキ、ゲンキーなど13店舗をプロットすると、

ひしめいている感がわかります(笑)。

野々市市の人口は53,895人(2022年(令和4年)2月末)なので、
ドラックストア1店舗当たりの商圏人口は4,000人を下回っています。

隣接している金沢市や白山市も同じような出店状況なので、
さらに圧迫感の強い状況ともいえます。

今回とりあげた野々市市の状況は20年前では想像できなかった様相です。

地図に情報を落とし込んでみることで変化を鮮明に確認できました。

 

蛇足
20年前はブックオフやネットカフェが急速に増えて、
その後縮小していきました。
これからの20年後はどう変化するか?、
不安も期待もありますね。

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