銀行口座を決済だけに使わない つなげる・取り込む・加工する

使わにゃ損々。


ハナズオウ

銀行口座 ニコニコできない現金決済

個人でも法人でも事業活動に不可欠なものが、
銀行口座です。

口座の残高も重要ですが(笑)、
まず事業専用の口座が必要です。

個人の場合、事業を開始する際に税務署に「開業届」を提出します。
開業届の控えが事業用の口座開設に必要です。

フリーランス・個人事業主の事業では、お金のやりとりで
プライベートと事業活動が混在しがちです。
誤解や混乱を避けるためにも、事業用の口座が必要になります。

事業活動では攻めだけでなく、守りも必要です。

現金を扱わざるを得ない場合を別にして、
お金のやりとり(決済)を銀行口座で行うことで、
・売上の除外
・架空経費の計上
・記憶違い
といったトラブル回避につながります。

現金決済に頼っていると、ニコニコしてもいられません

銀行口座 口座=データの塊

銀行口座を持つことは決済手段としてだけではありません。

取引の記録を残すためでもあります。

ちょっと視点を変えると、
銀行口座=決済データ、といえます。

うまい具合に銀行口座のデータ作成は銀行側が処理します。

口座を開設していることで、1円のミス無く、漏れも無いデータが
入手できるわけです。

口座の記録が正確にわかるのは、当たり前と思われるかもしれません。

その一方で、通帳に印字された取引の記録を確認するだけで、
データとしては死蔵に終わっているケースが目立つます。

銀行口座 ネットバンキングとクラウド会計

銀行口座は決済取引のデータの塊です。

割り切ってしまうと、銀行口座ではお金をデータとして扱います。
銀行口座でのやりとりがキャッシュレス決済ともいえます。

銀行口座でのやりとりをデータとして扱うことで、
インターネットバンキングの利用とつながります。

時間や費用の節約とも相性が良いのでおすすめです。
コロナ感染対策や、雪国では外出困難な状況でも、
インターネットバンキングの利用が助けになります。

また、銀行口座がお金のデータを正確に集積していることで、
会計データとしての利用とも結びつきます。
銀行口座→インターネット環境→クラウド会計、です。

クラウド会計を利用することで、銀行口座のデータを
・決済データと事業活動をつなげる
・決済データを会計ソフトに取り込む
・決済データを加工して、事業活動を管理する
といったことにスムーズに利用できます。

銀行口座を決済の記録としてだけでなく、
利用できるデータとしてとらえることで、
データを死蔵しない、効率性を高めることができます。

 

蛇足
インターネットバンキング!?、クラウド会計!?というと
気が重くなるかもしれません。
シンプルに、銀行に行く手間がいらない、入力しなくてOK、
といった楽ができるという視点もストレートでおすすめです。

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