家系図をフリーソフトとフリー素材で立体化する! diagrams.netと相続イラスト.com

ギスギスしそうなテーマだからこそ工夫の余地があります。


すっきり見通せるギスギスした家族

家系図立体化 タイミングも大切

「税金 季節」というつながりでは、

  • 確定申告の締め切り
  • 法人の3月決算

といったところが注目されます。

それとは対照的に、相続税は申告の期限はあるものの、
対策や準備は先送りされがちです。

死去とお金の処分がセットになる繊細なテーマなので、
家族でも配慮が欠かせません。

取り扱いの難しいこともある相続というテーマですが。
お盆やお正月での帰省は相続の会話のきっかけになります。

お金の話からストレートに入るだけでなく、
家系図の確認からスタートする選択もあります。

Google スプレッドシートを使った家系図の作成は以前紹介しました。
(俺って相続人だっけ? 相続の前段階の準備)

スプレッドシートにテキストデータだけを埋めていく
シンプルな処理で家系図を作成しました。

反面、文字ばかりで殺風景という印象だったかもしれません。

もっとストレートで柔軟に家系図の立体化をすることができます。

家系図立体化 diagrams.netと相続イラスト.com

家系図の立体化では、

  • 家系を一覧
  • 参考情報を追加・編集
  • イラストなどを利用

といった処理をできることが期待されます。

そのためデジタルでの処理や保存、共有と
相性の良い仕組みやツールを選択します。

私が選択したツールは以下の通りです。

  • diagrams.net
  • 相続イラスト.com
  • Google ドライブ

上記はすべて無料で利用できます。

「diagrams.net」はウェブ上でも、ダウンロード版でも利用できます。

ウェブで「Start」すると、ファイルの保存先が問われます。

開始画面は以下の通りです。

あらかじめ雛形・テンプレートが準備されています。

今回は「白紙ファイル」から作成を開始しました。

画面左側にある図形を選択して配置していくことで、
家系図を作成できます。
PowerPoint や Excel で図形の挿入をする操作と同様ですが、
作図に特化しているのでわかりやすい印象です。

文字や図形のサイズ・色なども変更できます。

イラストの挿入も可能です。

私は「相続イラスト.com」のイラストを利用しました。

上記サイトよりダウンロードしたイラストはdiagrams.net上に
ドラッグするだけで反映できます。

「配置」よりサイズを変更して使います。

下記のような家系図が作成できます。

diagrams.netではライン上をクリックすることでテキストの入力もできます。
(上記の「同居・介護」や「相続時精算課税」が該当します)

作成した家系図は、「ファイル」→「共有」よりデータで共有できます。

PDFなどの出力にも対応しています。

作成した家系図はデータとして保管しておけば追加の編集もできます。

家系図立体化 お金以前の段階から

家系図を作成することは相続手続きの直接の目的ではありません。

対策や準備が先送りされがちな相続の話し合いのきっかけに
家系図の作成を手掛けてみる選択ができます。

余裕のあるときだからこそできる選択でもあります。

 

蛇足
diagrams.netにも人物のクリップアートは用意されています。

なんとなく欧米仕様(笑)。

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