ブランドを知ってるとは?

ブランドと聞いただけでスルーしないために。

1ブランドを知ってるとは?
2ブランドを知ってると 何が変わるか?
3ブランドを知ってる方へ

ブランドを知ってるとは?

かつてブランドと聞いただけで、顕示欲と無節操な金遣いという悪印象をもっていました。
私の子供時代がバブル経済真っ最中だったためでしょう。

私自身は田舎に住んでいて、お金にも縁がなかったのであえてブランドを気にすることもありませんでした。

しかし、学生時代に経営学の講義などを受講するとどうしてもブランドには言及されますし、それでなくともいつまでも避けきれません。

自分になりにブランドとは何か、ブランドを知ってるってどういうことかを整理したいと思いました。

単に有名な印章が目立つ製品や商品を所有しているだけなら、ブランドを知っているとは誰も思いません。
(無視するとカドが立つので、スゴイネーと言いつつスルーしましょう)

またブランドを知っているといっても、トリビアな知識が豊富なことだけでもズレを感じます。

ある種のブランドを自分の言葉で語れるだけでは、何か物足りなさを感じます。

ブランドを知ってると 何が変わるか?

ブランドを知っていることで、何が変わるかという観点から考えます。

ある製品や商品のブランド(の価値)を知っているということは、そのブランドの製品や商品以外であっても違いに驚けることではないかと思います。

今までと同じ、他と同じではなく、わずかな違いから大きな差異を表現できることがブランドを知っているということです。

必須の条件ではないのですが、そうした差異を表現できる能力や表現した差異を他人に伝えられる信用も見お逃せないところです。

ブランドが持つ魅力に驚きがあるなら、その驚きを表現できることがブランドを知っていると言えます。

ブランドを知ってる方へ

ブランドの敷居を感じる最も大きな理由は金銭の問題です。

しかし、その敷居を越えさせる理由となるブランドの魅力の不鮮明さ・わからなさがより大きな障壁です。

まだ知らない、誤解しているなどの理由で求めているはずの製品や商品から距離をおいているケースはあります。

ブランドを知っているという大げさな表現ではなくとも、なんらかの違いを表現してくれることが少数の方を対象としていても言葉が響きます。

「わかる人にはわかる」というのはそういうことです。

 

蛇足
ある種の偏愛家の言葉に魅力があることにもつながります。

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