会計ソフトが2年目以降に使えない理由とは?
1年目も本当に使えていましたか?
優秀な会計ソフトがあれば会計処理は大丈夫!
と思いたいところです。
使ってみるとなんとかなる印象かもしれません。
問題は継続して利用できるかどうかです。

気分だけでも先取り
2年目以降 1年目は乗り切った…!?
会計処理はとっつきにくく、難しい印象があります。
複式簿記、帳簿・決算書、電卓カタカタ…
会計ソフトはそうした方にとっては救い主になりそうです。
お金の入出金をとりあえず入力してしまえば、
帳簿も決算書も作成できます。
買い切りの会計ソフトを選択すれば割安にもなります。
確定申告初心者、1年目はなんとか乗り切れたかもしれません。
では、2年目以降は…!?
2年目以降 会計ソフトの役割
税務会計の処理は基本的に1年間を区切りとしています。
2年目以降も基本的には1年目の繰り返しが多いはずです。
他方、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
- 本当にカンタンに会計処理がてきているのか?
会計ソフトは会計処理の効率化をググッと押し上げてくれます。
厄介な集計や転記はソフト任せにできます。
消費税の処理も会計処理と並行して進められます。
会計や税金の知識が不要と感じられるかもしれません。
残念ながら錯覚です。
会計ソフトによる効率的な処理と適切な会計処理の達成は
必ずしも一致しません。
効率的な処理を適切な処理に一致させるためには、
利用者側での確認やチェックが欠かせません。
2年目以降 1年目も利用できていましたか?
会計ソフトは入力したデータに沿った出力をしています。
入力段階での不備を検出・指摘・訂正・補完まではしてくれません。
- 「発生・実現主義」で入力
- 貸借科目の残高確認
- 現預金、売掛金・買掛金、棚卸、固定資産等
- 仮勘定の処理
- 消費税の処理 etc
上記は2年目以降だから注目すべき処理ではありません。
初年度、1年目でも適切な会計処理が必要なことに変わりありません。
会計ソフトは取引データの入力と帳簿や決算書の出力を
ググッと近づけてくれる魅力があります。
反面、「効率性」と「適切性」の違いを利用者が把握していないと
会計ソフトを運用し続けることが困難な面があります。
会計ソフトを利用することと税理士のサポートが有効なことは
依然として矛盾していません。
■関連記事
蛇足
アイキャッチ画像はうぐいす餅です(和乃菓ひろの 石川県白山市)。
北陸・石川県の1月下旬は真冬のど真ん中・大寒の季節です。
鉛色の空や白い悪魔を睨みつつ、気分だけはお菓子で先取りです。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
