内製化と外注での選択であえて悩んでみる!?
内製化を手放さない理由とは?
IITスキル次第で解決できる課題が増えています。
メリットにはきたいできるものの、外注の選択肢の充実
といった側面も同時に強まりそうです。
小規模経営だからこそ内製化と外注の選択に悩んでみる
といった機会が続きます。

マイナーすぎる需要
あえて悩む アイコンメーカーズを作成
アイキャッチ画像は私が作成したウェブアプリ「アイコンメーカーズ」です。
私が作成したとはいうものの、生成AI「Manus(マナス)」に指示して、
出来上がったアプリです。
Chromeの拡張機能では設定時に3つのサイズのアイコンが必要です。
拡張機能に必要なコードは生成AIで作成できるものの、
アイコンが準備されないことがあります。
アイコンは日頃見慣れている対象とはいうものの、
作成しようと思うと手こずります。
サクッと3つのサイズのアイコンを揃えてくれるアプリは
マイナーな需要には応えてくれそうです。

一箇所惜しかった(笑)
あえて悩む 内製化と外注の比較ポイント
ITスキルや生成AIの利用により課題を解決するためのツールが
作成しやすくなっています。
たとえば、AI-OCRでの会計処理
書面の通帳やレシートを画像データとして読み込んだうえで、
特定のフォーマットに入力する仕組みがあります。
かつては大手のベンダーのみが提供するサービスでしたが、
2025年(令和7年)には生成AIによる自作も可能だったりします。
内製化と外注は判断に迷う経営上の課題です。
どちらか一方に決め打ちしてしまうこともできますが、
- 即応性 or 安定性
- 導入コスト or 総コスト
- 属人的対応可 or 組織的導入
- マイナー需要 or メジャー需要
といった判断の基準次第で内製化と外注で判断が分かれます。
(上記では前者が内製化有利、後者が外注有利)
判断の基準は一見すると公平な視点に見えますが、
判断する側の視点が弱い問題があります。
あえて悩む 小規模・マイナーだから悩んでみる
税理士業を営んている立場からみると、
- 小規模な組織
- 属人的
- マイナーな需要
といった場面に向き合う機会が多々あります。
特定の処理を一律・一括して効率化する選択をしつつ、
補完する選択肢が必要な場合もあります。
課題が常に中長期に対応、総コストのみ重視すればよく、
組織的解決さえできればよいとは限りません。
すべてを内製化するという発想は「車輪の再発明」ですが、
内製できる選択肢をもっておくことで柔軟に判断できます。
マイナーで需要の偏りのあるアプリでも作って利用してみると、
別の局面での対応に違いが出てきそうです。
内製化と外注であえて悩んでみる機会も魅力があります。
蛇足
アイコンを見ない日はないのですが、作成しようとすると、
サイズやデザインで手もアタマも止まります。
出来はともかく、AIの出力で先に進むことはできますね。
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