ダイレクト納付はブラウザRPAで自動化する!
パッとしない処理からの解放のススメ
「RPA」は過去の遺物や一時のブームではありません。
「面倒くさい」や「自動化できれば…」といった印象があれば、
依然として試す価値があります。
ダイレクトRPA パッとしない印象だから自動化!
事務処理は一般には地味でパッとしない印象です。
パッとしない印象を探ってみると、
- 繰り返しの処理が多い
- 変わり映えのない業務が多い
- 効率的・先進的な印象と無縁 etc
と残念な印象があります。
とはいえ、仕事である以上、無視できるわけもありません。
たとえば、税金の納付。
納税は義務であるだけでなく、未納はペナルティもセットです。
書面での納付書の作成や銀行窓口での納付手続きは
納税の手続きですが、唯一の選択肢ではありません。
ペーパーレス・キャッシュレスでの選択肢があります。
たとえば、「ダイレクト納付」。
(ダイレクト納付でサクッと納税する!)
有効な選択肢ですが、オンラインでの手続きは、
- 定型的な処理
- ログイン操作が必要
とパッとしない要素が揃っています(笑)。
「自動化」の可能性を探る余地があります。
ダイレクトRPA Selenium IDEでアクセス
RPAは2019年から2020年頃に話題になっていました。
その後は「DX」なども頻繁に目にしていましたが、最近は…⁉(笑)。
フワッとした地に足の付かない、実践することのない方にとって
RPAやDXのブームは去ったと言えます。
一方、効率化や自動化に必要性を感じている方にとっては、
RPAなどの自動化は普段使いのツールになっています。
たとえば、ブラウザ操作だけで完結する「Selenium IDE」。
(ブラウザだけでサクッとRPAを利用する!)
普段使いのブラウザChromeの拡張機能の「Selenium IDE」だけで
ダイレクト納付のための自動化が可能になります。
「Selenium IDE」によるダイレクト納付の自動化は、
- 拡張機能をインストールしておく
- e-Tax(WEB版)サイトのURLをコピー
- 利用者識別番号と暗証番号を確認しておく
といった準備の後で、
- 自動化させたいブラウザ操作をレコーディングする
という簡潔な手順となります。
レコーディングは「Selenium IDE」を起動して、
- 「Recording a new test in a new project」
を選択して開始します。
レコーディングを開始するサイトのURLを貼り付けてからレコーディング開始です。
レコーディング中は普段と同じ操作でマウス操作でボタンをクリックして、
キーボードより利用者識別番号や暗証番号を入力します。
操作が終了した時点で「Selenium IDE」右上のボタンより記録を停止させます。
レコーディングした操作はデータとして保存できます。
(停止ボタン左上の「フロッピーディスク」アイコンが保存ボタンです)
次回からは「Selenium IDE」を起動後に保存したデータファイルより
レコーディングした処理が実行できます。
ダイレクトRPA パッとしない処理からは解放!
「Selenium IDE」によるダイレクト納付の自動化の処理は
劇的な印象は乏しいかもしれません。
とはいえ、煩雑でパッとしないダイレクト納付一連の処理を
サクッと自動化してくれます。
やるべき課題は残り続け、やってみたいことは増え続けます。
パッとしない要素が揃っている処理があるのであれば、
とりあえずRPAやショートカットでの効率化がおすすめです。
劇的な変化はなくとも、パッとしない処理からは解放されます。
蛇足
アイキャッチ画像は能登産のカキです。
令和6年能登半島地震でカキの養殖にも甚大な被害があったようです。
画像のカキは震災後に出荷されました。
期待通りの美味しさでした。
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