失敗するなら低コスト・タダで! AppSheetで構想10年開発15分のアプリ開発

ビビってやらないくらいなら、
まずダメージコントロール(笑)。


敷居の高そうな「アプリの作成」ですが…

失敗するなら 本当の損とは?

損をしたくないというのが人情です。

成功や見返りを期待する以上、損はタブー視されます。

とはいえ、成功や見返りを期待するあまり挑戦しないと
時間や機会を失います。

新しい挑戦のための試行錯誤には、成功や見返りを期待しつつ

  • 損失を最小限にする

といったダメージコントロールも必要です。

挑戦や試行錯誤の結果、再帰不能や取り返しがつかない状態が
想定されては戸惑いが大きくなります。

ウェブ上の試行錯誤はダメージコントロールという点で優位です。

失敗するなら 構想10年・制作15分のアプリ開発

10年以上前の2011年頃、私はやきいもにはまっていました(笑)。

仕事で外回りの際に購入する機会がありました。

当時、複数のスーパーでやきいも販売が始まっていたようでした。

さつまいもという共通点はあっても、お店ごとに

  • 品種
  • 値段

という違いがあります。

また、同じ会社のスーパーであっても店舗によっては
やきいもを取り扱っていないケースもありました。

安くておいしいやきいもを買い逃さないためには、
データを一覧化しておくという発想になります。

扱うデータは、

  • やきいもを扱っているお店
  • お店の場所
  • やきいもの品種
  • 値段
  • やきいもの写真

といったところです。

紙とノリとハサミでもなんとかなるか…?
とおもいましたが、

  • 私が不器用
  • 写真の準備が面倒(当時はガラケー)
  • 追加編集が困難

など問題があり、構想段階で頓挫しました。

それから10年後、制作時間15分でアプリの開発に成功しました!?

失敗するなら AppSheetとスマホでアプリ作成

私が今回作ったアプリは、

  • スマホで入力や収集したデータを
  • リアルタイムで一覧化する

といった仕組みです。

開発には「AppSheet」を利用しました。

AppSheetはGoogle スプレッドシートから利用できます。

Google スプレッドシートの「拡張機能」→「AppSheet」→「アプリを作成」から
開発がスタートできます。

AppSheetの利用は無料です。

アプリの開発というとプログラミング言語の習得が負担になりますが
AppSheetでの開発はマウス操作だけで可能です。
(詳細は機会があれば別途)

Google アカウントを介してスマホとデータのやりとりをします。

スマホで訪れた場所の写真や位置情報を取得するので、

  • 画像
  • 地図情報(Google マップ)

での確認がとれます。

また、スマホに入力したデータは、

  • Google スプレッドシートで一覧化
  • 写真は Google ドライブに保存

という仕組みです。

あっさりすぎるアプリ開発でした。

失敗するなら どこまでやるか?、は棚上げ

インターネットを利用するメリットの一つは、
タダのサービスが多いことです。

Google の各種のサービスなど、オンライン上のサービスでは
無料から始められるものが多々あります。

とりあえず理由をしてから、

  • 利用の継続
  • 有料プランへの移行

といった選択がとりやすくなっています。

やってみようかどうしようか?、どこまでやろうか?
は一旦棚上げすることがおすすめです。

停止、取り止めの負担が許容範囲ならば成果や見返りにこだわらず
次の挑戦や試行錯誤に移ればOKです(笑)。

 

蛇足
やきいもは冬のイメージですが、6月から8月以外は
ほぼ通年で取り扱っているスーパーもあったりします。

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