WordPressで自動計算フォームを設置!
プラグインCalculated Fields Form
当たり前にみているサービスの舞台裏にまわる
ということが新鮮だったりします。
自動計算フォーム 古典的なサービスの舞台裏
ウェブサイトを閲覧することもあれば、同時に利用することもあります。
私はブログの作成や投稿に関連して、
- 翻訳
- 画像の結合
- モザイク処理
といったサイトを利用しています。
サイト内でサービスが提供されていると、手軽に利用できます。
古典的なウェブサービスでは、
- サイト内でフォームに入力する自動計算
があげられます。
新鮮味には欠ける印象の自動計算フォームですが、
- サイト利用者の利便性
- 情報発信の強化
と利用者・発信者双方にプラスになる可能性があります。
WordPressでは、プラグイン「Calculated Fields Form」で
自動計算フォームの提供ができます。
自動計算フォーム プラグインCalculated Fields Form
「Calculated Fields Form」をインストール・有効化します。
インストール時にはサンプルが5つ利用できる状態となっています。
上記を「Settings」より編集して、「Shortcode」をコピーして
サイトに貼り付けて利用するということも可能です。
今回は新規の自動計算フォームを作成します。
2023年(令和5年)10月から始まる消費税インボイス制度では、
- 免税事業者が課税事業者となる場合
- 売上で受け取る消費税分の2割
での納税が期間限定で選択できます。
- 2割特例での消費税納税額=売上高×10/110×0.2
複雑な計算ではありませんが、見慣れない計算です。
サクッと概算で負担額の目途をつけたい対象です。
「年間売上高(税込)」をサイト利用者に入力していただき、
「シミュレーション税負担額」を自動計算する仕様で作成します。
まず、「Form Settings」タブよりタイトルを編集します。
フォームは「Add a Field」より必要なパーツ(フィールド)を選択して作成します。
各フィールドはドラッグ&ドロップで並びを変えられます。
フィールド右下にはゴミ箱アイコンもあるので削除も可能です。
フィールドは「Field Settings」より編集します。
計算式の入力には「Operators」が利用できます。
「Save Changes」で保存して、「Preview」よりフォームが確認できます。
作成後はショートコードをコピー→貼り付けて利用します。
自動計算フォーム 提供の可能性を広げる
「Calculated Fields Form」はサイト利用者のタイミングに合わせた
サービスの提供が可能です。
たとえば、サービス料金の見積もり。
営業日・営業時間・照会でのやりとりをスルーできる、
負担とさせない仕組みも導入できます。
「効率化」は大切ですが、一方的という印象は避けたいところです。
「Calculated Fields Form」の利用は便利な計算サービスだけでなく、
営業のサポートとしても魅力があります。
今回の成果です。
蛇足
自動計算フォームの作成を舞台裏からとらえ直すと、
営業ツールにつながりました。
「百考は一行に如かず」を実感しました。
(「漢書 趙充国伝 百聞」で検索してみてください)
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