決算・申告は手を動かしながら準備する!
おまけ住民税の電子申告も始まります!

準備が足りないと考えが足りないと批判され、
準備で悩んでいるとアタマデッカチと言われ…

どうすりゃいいの?、と言いたくなりますね(笑)。

正解は本文で(笑)。

ちょっとフライング!?

動いて準備 下手な考え…!?

事業経営では決算も税務申告も大きな課題です。

決算・申告をスルーしてしまうと脱税になってしまいます。

ミスによる過少申告も残念な結果になることに変わりありません。

法人に比べてシンプルとはいえ、個人事業ではあっても、

  • 所得税申告
    • 青色申告 or 白色申告
    • 帳簿から決算書の作成
    • 所得控除の適用
  • 消費税
    • 本則 or 簡易 or 2割特例
    • 納税資金対策

といった選択をともなう課題はつきものです。

あれこれ逡巡していると、下手な考え休むに似たりとなり、
時間だけを空費しがちです。

動いて準備 変化の無さに注目

税務会計の対応は税理士に依頼で割り切る選択もありです。

他方、なんとか自力で済ませようとする発想もあります。

自力で決算・申告をする場合、自分で手を動かしてみるといった
シミュレーションがおすすめです。

税制度は毎年何かしらの変更がありますが、

  • 帳簿の作成から決算書の完成
  • 所得税や消費税の基本的な仕組みと手続き

といったところでは大きな変化はありません。

むしろ変化の無さを逆手にとって決算・申告の準備を進めてみると
問題や課題が見つかります

動いて準備 全体を概観する

会計ソフトの入力、とくに日常の入出金の入力であれば、
複式簿記といってもシンプルです。

  • 入金 (借方)お金 (貸方)売上
  • 出勤 (借方)経費 (貸方)お金

他方、決算処理での売上原価・棚卸資産や債権・債務、
減価償却費などの計上で処理が詰まるかもしれません。

所得税や消費税であれば「確定申告書等作成コーナー」の
過年度分で手続きを確認することができます。

部分的な入力箇所だけでなく、申告手続きの一連を概観すると
現状の問題や課題が見つかりやすくなります

決算・申告は手を動かしながら準備することがおすすめです

手が止まったときにアタマを動かしてみると時間を空費せずに次に進めます。

 

蛇足
アイキャッチ画像は住民税の電子申告の告知です。
令和8年度分(令和7年所得対応)の住民税申告では
「eLTAX(エルタックス)」でも電子申告が開始されます。
住民税の申告だけをする方にとっては大きな変化になります。
2025年(令和7年)12月はまだeLTAXでの利用環境が整っていませんが、
今後の動向に注目ですね。

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■林友範税理士事務所

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