デジタルのスキルはどれくらい必要か?
デジタル推進委員会とあと一歩!
やらなきゃ!・できなきゃ!だけだと気持ちが空回りします。
どれくらいのことができるようになればいいのか?
といった目処がわかるとホッとします。
スキルの目処 なんでもかんでも?
スキルアップや目標達成のコツの一つに、目標の明確化があります。
曖昧で漠然とした願望のままでほったらかしにしていると、
ズルズルと先送りが続きます。
たとえば、会計の勉強。
なんとなく、フワッとテキストや教科書を眺めていても、
睡眠時間が伸びるだけです(笑)。
- 日商簿記3級を2か月以内に合格
- 来年の税理士簿記論に合格
- 会計ソフトに自分で入力 etc
具体的な目標があれば、課題を細分化して取り組むことになります。
とはいえ、知識が不足していると目標の明確な設定や細分化が
困難だったりします。
「デジタル」や「IT」・「DX」のスキルアップも曖昧で漠然としがちです。
参考になる目標があると助かります。
スキルの目処 デジタル推進委員会の守備範囲
デジタルのスキルアップでは、下記の組織が参考になります。
- 「デジタル推進委員会」
スマホを利用してのデジタル対応のスキルアップ取り組むデジタル庁の施策です。
上記の取り組みで利用する学習コンテンツのテーマや内容が
デジタルスキルの目処になります。
(「デジタル活用支援」で検索)
下記は基本的な課題となります。
- 電源の入れ方、ボタン操作等
- 電話のかけ方、カメラの使い方
- アプリのインストール方法
- インターネットの利用方法
- メールの利用方法
- 地図アプリの利用方法
- SNS・コミュニケーションアプリの利用方法
- スマートフォンを安全に使うためのポイント
- オンライン会議システムの利用方法
資料も動画も用意されています。
汎用性のあるスキルを対象としていますが、仕事とも関連する内容です。
応用編は、マイナンバーカードやe-Taxの利用といった行政手続きが中心です。
曖昧で漠然としていたデジタルのスキルアップの目処をつける
という点で参考になる内容です。
スキルの目処 あと一歩!
「デジタル推進委員会」によるサポートの内容は参考になります。
一方、生活や仕事で必要なデジタルスキルとしては、
- キャッシュレス決済
といった重要なテーマを加える必要があります。
また、スマホの操作はタッチ操作が中心でわかりやすい反面、
- 画面の大きさ
- 処理や編集
といった面での制約があります。
スマホでの処理に限定することで、かえって効率性が低下することもあります。
パソコンで解決できる制約ですが、課題はキーボード操作となります。
曖昧になりがちなスキルアップや学び直しには、
- 何を
- どこまで
- 何のために
取り組むかの目処をつけることがおすすめです。
いろいろやることがあるなー、という印象かもしれません(笑)。
それでも、課題が見える化できて目立が立つと、
眠気を感じることは減るはずです(笑)。
蛇足
デジタル推進委員会の取り扱うテーマは通信会社が運営している
「スマホ教室」と重なります。
(家庭もDXへ)
仕事だけでなく、生活に支障をきたさないスキルの基準にもなりそうです。
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