どんなときに税金の申告をするのか?
「やさしい税金教室」がおすすめ

知識があるはずなのにうまく扱えないことがあります。

ちょっとした補助線があると見通しがつきます。

どんなときに申告 知識と理解はあるが…

情報がなかったり、知識が不足していると判断できない
ということは仕方ありません。

一方で、情報や知識はあるハズ、理解もしているハズなのに
手をこまねいてしまうことがあります。

たとえば、税金の申告。

「納税の義務」は「脱税」とセットで理解している方が大半です。

自動車税や固定資産税の納付書が自治体から送られてくれば、
期限内に申告しているはずです。

反面、税金の中でもメジャーなはずの国税で申告が必要な税金
となると、

  • 所得税
  • 法人税
  • 消費税
  • 相続税
  • 贈与税

と税目がわかっていても、生活とのつながりが弱いかもしれません。

知識や理解と生活とのつながりを強化すると見通しが良くなります

どんなときに申告 税目よりもライフイベント

税金に関連する手持ちの知識や理解と生活とのつながりは、

  • ライフイベント

といった視点から見直すこともできます。

やさしい税金教室」は税目を前面に押し出すのではなく、
生活やライフイベントと税金のつながりで構成されています。
 (「やさしい税金教室 日本税理士会連合会」で検索)

日本税理士会連合会(日税連)が作成したパンフレットです。
 (税理士は全員日税連の会員です)

以下は「やさしい税金教室」の構成内容です。

  • 所得税の計算
  • サラリーマンの税金
  • くらしの税金
  • 株式の税金
  • 事業の税金
  • 不動産の税金
  • 贈与の税金
  • 相続の税金

生活やライフイベントと関連する構成なので、とっつきやすい印象です。

内容は個々の疑問に応えるQ&A形式です。

30ページで55問なので分量は多くなく、必要に応じて確認できます。

具体的かつ詳細な結論を出すというよりも、

  • ライフイベントと税金の申告のつながりを見通す

と割り切ると効果的に読めます。

ライフイベントと税金の申告がつながるといっても、
要申告とは限りません。

たとえば、確定申告。

給与所得者であれば、申告の判断は場合分けをすることになります。

申告の必要性や実行できるかどうかの見極めをあらかじめつける
といったときにパンフレットの一読が効果的です。

どんなときに申告 フラグを立てられるか?

前述の「Q4」には続きがあります。

給与所得であっても「副業」の状況次第では申告の対応も分かれます。

納税の負担額の違いだけでなく、申告で準備する書類も異なります。

申告に際しては具体的な準備や対応を進めることになりますが、

  • 申告の必要性に気づくことができるか?

といったことが見落としがちです。

税金の知識や理解があっても、「フラグ」を自分で立てられないと、
意図しない申告の漏れと残念な結果になることがあります。

「やさしい税金教室」はそうした残念なトラブル回避に役立ちます。

トラブル回避の予防にご一読がおすすめです。

 

蛇足
「やさしい税金教室」は分量も少なくQ&Aでとっつきやすい内容です。
もうちょっと突っ込んだ内容では、

  • 「暮らしの税情報(国税庁)」

といったパンフレットもあります。
 (大人のための税金のあんちょこ「暮らしの税情報」をご存じですか?)

<ご案内>

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