ボランティアだって効率化・オンライン化できます 献血ラブラッド

珍しく経験者・ベテランにありがちな判断ミスをしました。

献血ラブラッド 時間がかかるのは当たり前か?

二十歳の頃から献血に行っています。
(献血とコロナ禍)

献血といっても大きく2種類に分かれます。
・全血献血(400ml、200ml)
・成分献血(血漿、血小板)

全血献血だと採血には20分程度で完了します。

これに対して、私が献血するときは成分献血です。
全血献血400mlだと年3回の上限のため、制約の少ない
成分献血を選択しています。
(それでも年数回程度の献血ですが)

成分献血は採血した後の成分の分離過程があるので
1時間ほど時間がかかります。

採血の前の検査や採血後の休憩を考えると、一度の成分献血で
2時間はかかる見積もりです。

さらに献血者が多ければ待ち時間も長くなります。

20年以上そうした環境を当たり前だと思っていました。

言い換えれば、献血というボランティアには時間がかかる
という思い込みがあったわけです。

献血ラブラッド Web 会員サービス「ラブラッド」

献血に時間がかかるとは思っていました。

最近はとくに待ち時間が延びた印象が強まってきました。

献血者は年々減っているので、一見すると不思議な現象です。

献血ルームの待合室をみていると原因がわかりました。

ウェブで献血を予約されていた方が優先されていました。

私のように献血に時間がかかるのは仕方がないと思い込んでいると
献血とオンライン化・効率化という発想が思い浮かびませんでした。

日本赤十字社では献血 Web 会員サービス「ラブラッド」が運営されています。

献血者の個人データの閲覧ができるだけでなく、ウェブから献血の予約が可能です。

献血をすると献血者コードが割り振られます。

「ラブラッド」と検索して、登録画面より会員登録が可能です。

献血の予約はログイン画面の「献血の予約」より可能です。

自分の住んでいる地域だけではなく、全国の献血ルームの予約状況がみられます。

たとえば、有楽町献血ルーム。
予約状況をみてみると、人気がありそうです。

献血での検査や採血はコントロールできませんが、ウェブでの予約を利用すれば
献血者にとっての日程管理や時短につながります。

献血ラブラッド 効率化や DX は仕事だけじゃない

効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)といえば
仕事を中心にとらえがちです。

献血といったボランティアでは、時間をロスしても仕方ない
と諦めがちかもしれません。

全ての面で効率化やDXにつながるわけではありませんが、
問題やトラブルを分けて考えてみると、対応できる選択肢は
意外にあるかもしれません。

 

蛇足
献血をすると石川県の献血ルームでは、献血した方に
台所洗剤・ティッシュ2箱・トイレットペーパー4個から
一つ選択で贈られます。
赤十字では下記のような取り決めもあります。

上記とは別に県知事賞(賞状と記念品)を頂いたことがあります。
(選考基準は不明ですが)

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