経済センサスも確定申告もインターネットがサクサクな理由
後回しにしないために。
サクッと完了
サクサクの理由 任意じゃなく義務
2021年(令和3年)5月、事業をされていると「経済センサス」の調査書類が
お手元に届いていると思います。
(「何それ?」という方は郵便受けを確認)
経済センサスは事業活動の調査です。
総務省や経済産業省、自治体によって行われている調査です。
(調査書類は市区町村から届きます)
調査というと、アンケート調査のような任意の調査を連想しがちですが、
経済センサスへの回答は義務です。
回答の義務に加えて、提出期限が意外に短いという留意点もあります。
確定申告と同じようにインターネットでの回答がおすすめです。
サクサクの理由 インターネット>紙の理由
経済センサスへの回答ではインターネットの利用がおすすめの理由は、
紙の調査票への記入より負担が少ないためです。
経済センサスの調査票はA4サイズで2枚分(A3見開き1枚)です。
記入に際して参照する資料は、
・確定申告書
・決算資料
・固定資産台帳 ← 令和2年設備投資をした場合
・給与台帳 ← 雇用している場合
といったところです。
確定申告のように能動的に処理をするわけではありません。
資料から調査票への転記をしていきます。
とはいえ、紙の調査票への手書きでの回答よりインターネットでの
回答の方が負担が小さい印象です。
紙の調査票への記入は経済センサスへの回答に不慣れなため、
記入に手間取ります。
インターネットでの回答では、質問に順番に応えていくことで
不要な質問事項はスルーできます。
無駄が無く、処理を後戻りさせないため効率良く回答できます。
また、インターネットでの回答ならば誤入力は訂正も容易ですが、
紙の調査票は1枚しかないため、地味にプレッシャーです。
サクサクの理由 オンライン処理に慣れるきっかけ
経済センサスへのインターネットでの回答に必要な準備は、
メールアドレスのみです。
確定申告のようにマイナンバーカードやカードリーダーはいりません。
調査票にIDとパスワードが記載されています。
確定申告では電子申告(e-Tax)を見送った方でも、経済センサスへの回答では
オンライン処理が可能です。
経済センサスへの回答が義務というとちょっと気が重くなりますが、
オンライン処理のきっかけととらえると良いきっかけになります。
(いつの間にかDX包囲網が完成!? 電子申告・電子インボイス・電子帳簿)
蛇足
確定申告は以前からしていた処理でしたので
独立してからも感慨もそれほどありませんでした。
経済センサスへの回答は、意外に自分が独立したことが
実感できる処理でした。
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