ChatGPTとBardで三者面談してみる!?
マンダラチャートを共同で作成!?

AIを味方と考えると「対話」相手を増やす選択肢が
加わりました。

質問への応答の違いに魅力がありそうです。

AIと三者面談 マンダラチャートが書けない!?

5月半ばとなると、新年に立てた目標が忘却の彼方で放浪…
という時期かもしれません(笑)。

冬から春になり、梅雨や夏前だからこそリセットする
タイミングとしても悪くありません。

現時点で活躍している方を参考にすることもできます。

たとえば、メジャーリーガーの大谷翔平選手。

高校生の頃に「マンダラチャート」で目標設定をしていた
ことが知られています。

「マンダラチャート」の構成はシンプルです。

手書きでもExcelなどでも作成できます。

  • 主要ななテーマや最終的な目標などを中央に設定し
  • 8つのサブテーマや目標で取り囲み
  • さらに詳細な課題へと落とし込む

という目標達成のための見える化のツールです。

興味深いツールですが、いざ埋めようとすると手が止まります(笑)。

幸いAIが気軽な相談相手になってくれる上に選択肢も加わったので、
ちょっと試してみました。

AIと三者面談 ChatGPTとBardにお尋ね

私のお題は、下記の内容です。

  • ひとり税理士としての活動で留意すべき点

マンダラチャートでの活用を考慮して、

  • 留意点を8つ
  • 1000字以内

という制約を加えました。

まずは、「ChatGPT」の回答。

上記の回答にかかった時間は数十秒だったと思います。

私がマンダラチャートを前に手をこまねいていた状況と
雲泥の差です(笑)。

次にGoogleがリリースした「Bard」にも尋ねてみます。

Bardの画面構成はチャットGPTとに似ています。

質問への回答は以下の通りでした。

応答のスピード感はChatGPTと同等でした。

ただし、Bardでは、

  • 回答はあらかじめ3通り出力され、
  • GoogleドキュメントやGmailへの連携も容易

といった特徴があります。

「他の回答案を表示」より回答を確認するだけでなく、再生成もできます。

Googleドキュメントへのエクスポートもクリックだけで済みます。

2023年(令和5年)5月の段階ではBardは「試験運用中」となっています。

今後の変化も予想されますが、気軽に使える対話型AIとして魅力です。

AIと三者面談 尖ってる、抜けてる?

マンダラチャートの魅力に目標の見える化があります。

見方を変えると、

  • 端的な文言で記述することで
  • 目標が具体的な行動につながりやすくなり
  • 漏れや抜け落ちを防ぐことにつながる

といった効果が期待できます。

ChatGPTやBardといった複数の対話型AIを利用して、
回答への制約を加えることで上記は達成できます。

いわゆる「そつがない」回答が得られます。

反面、尖った点や偏りといった特色のある回答は苦手です。

AIからの回答に物足りなさを感じられるかどうかが、
ChatGPTやBardの使い方では必要になりそうです。

 

蛇足
「Bard」は「吟遊詩人」という意味だそうです。
「鳥」を意味する「Bird」と誤解しそうなので、
発声の区別をBardとChatGPTに尋ねてみました。
まずはBardの回答。

3つの回答とも残念な結果でした。
ChatGPTはもうちょっと詳しく応えてきました。

いずれ音声や画像も加わった回答が出るかもしれませんね。

蛇足2
マンダラチャート作成は検討中(笑)。

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