経営力再構築伴走支援が本格始動! 石川県でもスタート!
金融支援以外の伴走支援がスタートします。
エッグタルト(Bakery Sole(ソーレ)、石川県白山市)
経営力伴走支援 支援=補助金・減税・融資の誤解
政府による経営の支援というと、
- 補助金・助成金
- 減税
- 融資
といったお金とダイレクトにつながる印象があります。
2020年(令和2年)からのコロナ禍でその印象が強まりました。
「伴走支援」という経営への支援でも信用保証協会による
金融面での支援があります。
その一方で、2022年秋以降は経営力の再構築に焦点を当てた
政府による支援が強まりそうです。
私の住んでいる石川県でも、中小企業庁と石川県庁による協定で
支援体制が開始されます。
経営力伴走支援 「対話」重視
経済産業省や中小企業庁による経営力再構築伴走支援の検討は
示されています。
まず、伴走支援の必要性として従来の支援と比較しています。
変化に対応した経営力そのものの強化をより直接的に支援する方向です。
経営課題を探るために「対話」が重視されます。
対話を有効に促す検討もされています。
「心理的安全性」への配慮が必要といえます。
(ことばの遣い方で心理的な負担を減らす! シソーラス・言い換え・心理的安全性)
対話を通じて経営者が自走していくための内発的動機づけによる潜在力を引き出す
という狙いがあります。
具体的な支援ツールはケースバイケースで使い分けることが想定されています。
下記はツールの一例です。
「ローカルベンチマーク」も支援ツールの対象となっています。
(ローカルベンチマークから経営行動計画書へ)
既存のツールを経営者と第三者の専門家間での対話のなかで利用するわけです。
第三者の専門機関としては、
- 地方経済産業局
- 地方自治体
- よろず支援拠点
- 中小企業整備基盤機構
- 商工会
- 地方金融機関
- 士業
- 中小企業庁
といった複数からの協力体制で取り組むことが期待されています。
経営力伴走支援 伴走支援から自己変革へ
経営力再構築伴走支援は経営の「課題設定」から「課題解決」につなげることも
重視しています。
欠かせない視点が、「自己変革」
経営力の再構築を単発でとらえてはいません。
変化が続くことを前提にした状況での自己変革につなける支援を
目指していくことになります
伴走支援といっても「おんぶにだっこ」や「おまかせ」ではなく、
自力での変革を持続させると高い目標が掲げられています。
経営力再構築支援は短期間・単発での一時しのぎではなく、
中長期での経営力向上が狙いとなります。
経営力再構築支援では、
- 生産性
- 効率化
- 働き方
といった課題も含んでいるととらえられます。
事業規模とは関係なく「総力を挙げて」の支援を受けられる
といった可能性が地方でも実現しそうです。
蛇足
秋が近くと真夏では敬遠しがちだったメニューとも再開しますね。
お米も新米が登場しつつあるようです。
今週のスタエフ
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