不便な環境だとリモートワークもペーパーレスも進みます! 雪と確定申告
前向きに開き直ってしまうと、
具体的な行動あるのみです。
雪と確定申告 税務署のネガティブキャンペーン
毎年1月になるとスーパーの売り場では、
- 恵方巻き
- 節分
- バレンタインデー
といった季節性の商品が並びます。
役所は季節感のない所という印象ですが、
例外があります。
たとえば、冬の税務署。
2月以降は確定申告の受付や相談などで
納税される方がみられます。
税務署の入り口では、申告書の手引きや種類が
大量に並べられている光景がおなじみでした。
「おなじみでした」と表現したのは、
変化があったからです。
2022年(令和4年)1月のとある税務署では
以下の光景がみられました。
まず、定番の手引や書類がほとんどありません。
手引きや書類に代わって、これまでになかった掲示がありました。
今後は紙資料や書類の配布が限定的になるようです。
ウェブからのダウンロードも紹介されています。
とどめは下記のポスター(笑)。
確定申告での税務署のこれからの対応は、
- ペーパーレス化
- 電子申告
に集約できそうです。
雪と確定申告 仕方ないからでも始めてしまう
「税務署いかなくていいんです。」のポスターは、
- 雪国での外出の困難さ
- 確定申告での電子申告の優位性
といった点を端的に表現しています。
寒々したが伝わる表現です(笑)。
私の仕事でもリアルでの面談を雪害を考慮して
ZOOMに変更することもあります。
効率化は必ずしも自らの意志や希望で進めなくとも、
仕方ない状況、それでもなんとかする、から始めても
効率化の成果は得られます。
不便なことの多い雪国ですが、
効率化へのアクセスは悪くありません。
雪と確定申告 ペーパーレス向きの選択肢
ペーパーレス化は目標として定着してますが、
誤解もありそうです。
紙の使用量の抑制や削減ととらえると、
パッとしません。
紙を使わない仕組みへの移行が必要です。
ハードとソフトの両面からペーパーレスを支える
仕組みを取り込む必要があります。
ハードでは、パソコン・デュアルディスプレイ・タブレット
などを補っていきます。
ソフトでは、データの共有やファイル転送サービスの利用も
選択肢になります。
ファイル転送サービスでは「GigaFile(ギガファイル)便」などが
無料で登録せずに利用可能です。
容量の大きな資料やデータを共有・配布することが
突発的に起きたときには有効です。
安い印刷屋さんをウェブで探したり、
データをCDやUSBメモリで送るといった選択肢は
無いことにしておきましょう(笑)。
蛇足
「税務署いかなくていいんです。」のポスターは、
沖縄や南九州だと差し替えられているんでしょうか?
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