会計ソフトの選択基準は運用次第です!
性能・機能・料金以前の確認事項とは?
本来は通年で利用するはずの会計ソフトですが、
毎年冬から春に注目されます。
付け加えると当年分ではなく前年分の対策として…(苦笑)。
定番のテーマですが再確認しておきます。

香りも魅力
運用次第 毎年のテーマ?
「会計ソフト」は一般的なツールというよりも業務用
という位置づけです。
税理士や経理担当者だけが取り扱っている印象ですが、
確定申告期になると注目度が上がります。
確定申告に必ず会計ソフトが必要になるわけではありません。
必要性がある方は主に個人事業主。
事業所得での確定申告には決算書と申告書がセットです。
決算書は経営の取引を帳簿に反映させて作成します。
手書きやExcelなどでも帳簿や決算書は作成できますが、
- 効率性‐集計・転記・出力がスムーズになる
- 経済性‐「青色申告特別控除」65万円が可能になる
といった観点から会計ソフトの利用がおすすめです。
他方、毎年冬に会計ソフトの選択が注目されることは
少々残念な面があります。
運用次第 誰にとっての判断基準?
会計ソフトの選択では、
- 利用スタイル
- 機能
- 料金
といった点に注目されがちです。
利用スタイルではウェブ経由で利用するクラウド会計と
パソコンにインストールするソフトに分かれます。
出力できる帳簿は大差ないものの、AIを利用した機能など
それぞれにちがいがあります。
会計ソフトと連携したサービスの利用の選択肢もあり、
料金表とにらめっこすることもあります。
他方、上記のような利用スタイルや機能や料金が
会計ソフトの選択基準になるには以下の前提があります。
- 会計ソフトでの処理や成果を当事者が理解できていること
洗練された、リーズナブルな会計ソフトがあったとしても、
選択の基準が当事者と合致していなければお門違いです。
運用次第 当年度も含めて選択!
会計ソフトでの帳簿から決算書の作成は1年単位で行います。
とはいえ、1年分がリセットされて翌年分の処理が始まる
というわけではありません。
現預金や売掛金や棚卸商品、固定資産といった資産だけでなく、
買掛金や借入金の残高が翌年分に繰り越されていきます。
会計ソフトは事業経営と並行して利用するツールです。
前年分の経営の結果を受けて当年分についても処理をする
という点は見逃せません。
会計ソフトの選択の基準と利用当事者の現状の再確認がおすすめです。
経営当事者だけではなく、税理士のサポートも選択時に含めると
無理のない判断につながります。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した梅の花です。
2026年(令和8年)2月下旬の石川県は気温が上昇、
雪融けも梅の開花も一挙に進みました。
鉛色の空から青空になると気分が軽くなりますね。
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