教養の源泉徴収制度と確定申告(仮)!?
書かない確定申告!?

タイトルに「教養」をつける本の出版が定着してます。

読書好きのコンプレックスを突いてきますね(笑)。

「裏年」でもおいしいたけのこ

書かない申告 将来の世代間格差!?

私の住んでいる石川県でも春になるとドライブや
自転車での外出の姿が多くみられます。

世代の違いを感じる光景がみられます。

  • 車を運転しながら、右手をサイドドアの外に出す
  • 自転車の「けんけん乗り」

どちらも年配の方にみられる印象があります。

若い頃に身についた習慣かもしれません。

世代が異なると、違和感を覚える行為や態度は
当事者の気づかないところで出るかもしれません。

たとえば、今後予想される違和感として、

  • 自転車利用時のヘルメット着用

2023年(令和5年)4月より道路交通法の改正により、
自転車利用時のヘルメット着用が努力義務となりました。

  • 20世紀生まれの人ってヘルメット着用しませんよねぇ

といった若い世代からの違和感が聞かれるかもしれません。

あるいは、確定申告。

  • 20世紀生まれの人って確定申告できませんよねぇ

という耳に痛い声が聞かれる日が近い将来ありそうです。

書かない申告 河野バズーカ!?

源泉徴収制度や確定申告の関連する役所といえば
国税庁が連想されます。

税金とは別にして、デジタル化や効率化という視点では
「デジタル庁」も関連します。

2023年4月21日、河野大臣から来年の確定申告に向けて
興味深いアナウンスがありました。

テーマは「書かない確定申告」。

アナウンスの内容は以下の通りです。

  • 来年の確定申告期の電子申告より
  • 給与所得者のデータを自動連携できるようにする
  • 事業者には源泉徴収票のオンライン提出を求めていく

給与所得関連のデータをデジタル・オンラインで
確定申告に反映させる仕組みの導入といえます。

一見すると、「河野バズーカ」か!?という印象です。

一歩引いてみると、令和5年税制改正大綱で関連する記述がみられます。

具体的な処理のフローは今後確認する必要があります。

国税庁・事業者、税理士によるフォローが不可欠な案件です(笑)。

書かない申告 教養は手元にある!

今年2023年に就職した方にとって、

  • 晩秋からの年末調整の手続き
  • 2024年(令和6年)の確定申告期

での給与所得と税金のイベントは新鮮な印象かもしれません。

「申告納税制度」といった所得税の仕組みを
額面通り実践できる可能性があります。

その一方で、

  • 源泉徴収制度と年末調整で完結
  • 確定申告は相談会場で解決

といったこれまでの給与所得者のスタイルは
世代間での違和感につながりそうです。

昨年分の源泉徴収票をお持ちの方であれば、

  • 源泉徴収票の内容
  • 電子申告による確定申告

といった点を振り返ることをおすすめします。

ご自身の源泉徴収票と「確定申告書等作成コーナー(国税庁)」で
「教養」の手掛かりとなります。

私のブログの「確定申告」タグも参考になります。

「教養」レベルでの所得税の仕組みはお手元で確認できます。

 

蛇足
アイキャッチ画像はたけのこの煮物です。
西暦でも和暦でも奇数の年は「裏年」です。
幸い地物がいただけました。

蛇足2
「教養の源泉徴収制度と確定申告」の出版予定は
今のところありません(笑)。

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