e-Taxでカードリーダーが不要になりました! マイナンバーカードをスマホで2次元認証!
令和3年分の確定申告の準備が着々と進んでいます。
カードリーダー不要 スマホでもできる!?
スマホは生活必需品です、と5年以上前に言っていても説得力はありませんでした。
なんだか浮ついているという印象だったはずです。
しかし、2018年末からのキャッシュレス決済が広まると、お金の利用や管理と
ダイレクトにつながり、生活必需品という表現は納得がいく状況です。
また、確定申告での電子申告でもスマホの利用が可能になりました。
ただでさえ厄介な確定申告を手書きで作成することは二重に面倒です。
電子申告のハードルを下げるという点で、スマホでも確定申告ができることは
見逃せない魅力です。
リアル税務署や紙書類ではなく、電子申告e-Taxでの手続きが今後の主流です。
とはいえ、スマホのディスプレイや入力環境を考えると、e-Taxでの処理全般を
スマホだけで利用することはおすすめとは言い難い状況です。
カードリーダー不要 スマホ+マイナンバーカード→PC
e-Taxの利用はおすすめですが、上記の通り万人受けしません。
そうなるとパソコンでの利用が有力になります。
現状、e-Taxをウェブから利用する場合には、
- マイナンバーカードの読み取り
- 利用者識別番号と暗証番号の入力
どちらかを利用することになります。
マイナンバーカードの読み取りにはカードリーダーが必要です。
利用者識別番号と暗証番号の入力は、番号の秘匿性の維持という
問題を抱えています。
これまでなら、しぶしぶカードリーダーを購入したり、
わずらわしい番号を入力していたわけです。
これからはマイナンバーカードをe-Taxで利用する場合でも
カードリーダーが不要になります。
スマホのマイナンバーアプリを利用して、スマホにマイナンバーカードを
読み取らせることでe-Taxへのログインが可能になります。
e-Taxでもスマホを認証用として利用するわけです。
(「e-Tax 2次元バーコード認証」で検索)
カードリーダー不要 利用をためらわない
マイナンバーカードの利用はe-Taxでの利用だけでなく、今後も強まります。
2021年(令和3年)10月からはマイナンバーカードでの保険証の利用も始まります。
マイナンバーカードを利用するというと、特定の個人の番号で管理される
という印象があるかもしれません。
しかし、マイナンバーカードを保有するかどうかにかかわらず、
「マイナンバー」は制度として既に機能しています。
(確定申告書にもマイナンバーの記載欄があります)
今後はマイナンバーカードの安全性や効率性を考えて利用していく
ことを考えた方が良さそうです。
蛇足
確定申告期には家電量販店でも平積みされていたカードリーダーも
2022年(令和4年)には見なくなるんでしょうか?
「確定申告書等作成コーナー」の変化にも注目です。
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