学習コストはデフレが続いています 独立するなら独学も視野に入れる!
勉強(勉めて強いる)じゃありません!
実りの後
学習コストデフレ 研修=暇つぶし?
独立する前に勤務していた頃、職場の都合で外部研修を受講する機会が
度々ありました。
たとえば、会計事務所ではベンダー主催のシステムの研修。
毎年税制改正が行われるので、年末調整や確定申告の前に研修が行われます。
仕事を的確に効率よく進めるためには必要といえます。
ただし、受講していた当時の本音は「めんどくさい」・「かったるい」でした(笑)。
いずれ独立するつもりだったので、将来関わりがなさそうな内容の研修は暇つぶし
という印象しかありませんでした。
(実態は研修を受講したからといって仕事が減っていたわけでもありません)
まして研修参加のコスト意識はぼんやりとしたものでした。
学習コストデフレ 止まらないデフレ
ぼんやりした学習コストの意識にスイッチが入ったのは、独立を考え始めた頃からです。
それまでも税理士試験の資格スクールには受講料を払っていましたが、税理士受験生という
漠然とした集団の一員が払うお金という曖昧な印象でした。
独立を考え始めると、
- 自分に足りない知識や経験
- 必要なスキル
といった補強の必要性が強く感じられます。
学ばずにはいられないという状況になります。
関心や必要性が高まると情報の感度は上がります。
書店に行けば、気になる情報が目に止まります。
また、ウェブを検索すれば本やセミナー・情報教材が多いことにも気付きます。
業種によっては、商工会などの団体が主催するセミナーもあります。
最近ではYouTube からの情報も魅力があります。
視点を変えてみると、独立などのキャリアアップを目指す方にとっては
学習コストのデフレが続いています。
高額なセミナーや情報教材もありますが、
- YouTube は無料で視聴できる
- Udemyやストアカ、個人が主催のセミナーをウェブで受講・購入できる
- 本は相変わらずの低価格かつウェブで発注もできる
というお金の負担に優しい状況です。
(私もセミナー動画を提供しています→こちら)
独立だけでなく、自らキャリアアップを進めやすいといえます。
学習コストデフレ アウトプットと更新を!
学習コストのデフレが続いていることや、学習の機会が利用しやすいことは、
独立を含めたキャリアアップを目指す方にとっては魅力です。
とはいえ、注意が必要です。
低価格と不安と意欲がセットになると、
- 積ん読
- セミナーの受けっぱなし
といった成果につながらない空回りに陥ります。
(そして自己嫌悪にはまります(笑))
ちょっとずつでもアウトプットや更新を続けていくことで、学習の上滑りを
防ぎたいところです。
蛇足
高校生の頃、都市部の有名予備校の講師による「実況中継シリーズ」という
参考書が魅力的でした。
地域間の格差が魅力を引き立たせたんでしょうね。
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