期待する理解力の基準は中学3年生でOKです!
租税教室中学生編
租税教室でも進学・進級があります。
嘘です(笑)。
中学校での租税教室の受嘱希望を税理士会に提出、
現在準備中です。
理解力は中3 税金の学習は2回のみ
「租税教室」というイベントに参加しています。
税理士になるまでは知らなかったイベントですが、
- 税理士が
- 小学校や中学校の授業に登壇して
- 税金や税理士について伝える
といった授業の一環です。
小学生や中学生が税理士の話を聞いてわかるのか?
と疑問に思われるかもしれません。
ご心配なく!
小学生といっても6年生、中学生では3年生が対象です。
どちらの学年も政治や法律、税金の学習があります。
とらえ方を変えてみると、
- 税金を教育課程で扱う機会は2回のみ!
ということもできますし、
- 中学卒業以降の税金の理解や知識は想定できない
という一面もあります。
中学3年生を対象とした租税教室は一般向けと同等
ともいえます。
理解力は中3 専門的だから理解できないか?
税金には税法、会計には複式簿記といった仕組みがあり、
専門用語も多いのでわかりにくい印象があります。
残念ながら、そうした印象は当たっています。
とはいえ、わかりにくいから理解できないとは言えません。
税金でも会計でも計算は、
- 加減乗除
- 中学校での数学学習
で充分理解できます。
税金の取り扱いでは「控除」や会計では「償却」といった
日常では見かけない専門的な言い回しも登場します。
ただし、上記の言い回しでは、
- 「控除」→差し引く・マイナスする
- 「償却」→費用にして帳簿に載せる
といった言い換えでことばを補えます。
むしろ、ことばを補ってわからない仕組みばかりでは、
税理士業は事故・トラブルだらけになります(笑)。
税金や会計の理解に数理的な処理や読解力は必要ですが、
とりあえず中学3年生を想定して無理がないはずです。
理解力は中3 理解できるはずだから期待する
税金や会計が専門的な内容といっても「中3」レベル
で理解できるのであれば負担は大きくないはずです。
時短やコスパの観点から税務会計の「丸投げ」を希望する
という需要があります。
一方で、「丸投げ」以外の選択肢を検討した機会が無い
という可能性もあるかもしれません。
税務会計の税理士への依頼では、
- 経理や申告書の処理だけでなく、
- 仕組みの考え方や理解も
サポートする対象になります。
税務会計は専門的な内容だから「丸投げ」ではなく、
- 理解できる水準への調整が可能!
と考えると前向きになれます。
税理士への依頼では理解の水準のズレでギクシャクする
といったこともあります。
ズレを早く調整すれば、トラブル回避だけでなく、
理解や判断にもプラスになります。
蛇足
中学校での租税教室は1日で4コマとなりました。
理解してもらうための準備も必要ですが、
体調管理も必要になりそうです(笑)。
今週のスタエフ
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