試行錯誤は何がコツだろうか? 時間・お金・まずい飯のダメージコントロール
タイトルのつけ方も試行錯誤(笑)。
事務所近所の紅葉
試行錯誤のコツ 定型・ルーティンは不可欠
仕事をきちんと処理したり、効率よく進めるためには
処理の定型化やルーティン化が欠かせません。
毎度いきあたりばったりではトラブルのもとを作っている
ようなものです。
そうはいっても、あまりに定形外やルーティン化ばかりだと
現状維持というよりは、縮小再生産になりかねません。
また、現状を前提にする効率化だけでは限界があります。
たとえば、経理処理。
手書きや科目印を使う処理の限界はすぐにわかります。
だからこそ、試行錯誤の余地があります。
- 表計算ソフトで入力・集計してみる
- 会計ソフトを使う
- 会計ソフトを使う際にショートカットキーを使う
- 会計ソフトにデータをインポートしてみる
- クラウド会計ソフトでデータ連携や自動仕訳機能を使う
上記のような例をあげてみると、クラウド会計ソフトの利用が魅力です。
とはいえ、経営規模や業態次第で選択肢の魅力は変わります。
試行錯誤が必要なので、どこをおさえておくかをはっきりさせると
不安が小さくなります。
試行錯誤のコツ ダメージコントロールをおさえる
試行錯誤が大切です、と言われて反対する方はいません。
その一方で、試行錯誤には必ず不安がつきまといます。
試行錯誤とセットになりそうな不安を考えると、
- 時間や労力の浪費
- お金の無駄遣い
- 回復不可能
といったところが思い浮かびます。
見方を変えると、上記の不安要因がコントロールできているなら
試行錯誤のダメージは深刻ではないといえます。
新しい挑戦や試みをする前に、「もし、○○したら…」と考えれば
不安が見通しやすくなります。
また、情報の収集やアドバイスを求める際にも
具体的な問いかけができます。
前述の経理でいえば、
- 表計算ソフトはタダor安価
- インストール型の会計ソフトは買い切り
- クラウド会計ソフトならサブスクリプション
というお金の問題の違いがわかります。
また、経理処理にかける労力では、
- 表計算ソフトでは複式簿記の知識は不要
- 会計ソフトでは複式簿記や消費税の知識が必要
といった違いがあります。
通年の処理は一貫しておく必要があります。
上記のような分析に、税理士・会計事務所のサポートがあるか
といった点も加えておくと漠然とした不安がなくなります。
試行錯誤のコツ ちょっとの失敗を集めておく
試行錯誤の魅力は新しい試みの結果、
- 効率性が上がる
- コストが下がる
- ストレスが小さくなる
という結果に現れます。
そうした成功は魅力ですが、ちょっとした失敗も無駄ではありません。
自分の判断や行動が、ちょっとした失敗からもわかります。
たとえば、食事に行ったときや料理をするときにあえて定番を避けると
失敗することがよくあります(笑)。
たまにはまずい飯に遭遇するのも悪くない、と開き直ることも
試行錯誤には必要です(笑)。
蛇足
ちょっとした失敗、ヒヤリハットは深刻なトラブルの予防につながります。
「失敗学」は廃れない視点です。
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