実践でスキルアップのおすすめと留意点
ソフトやAIがあっても税理士が残る理由とは?

実践やアウトプットのないスキルアップはありえない!
というのは正論です。

効率性や手っ取り早さもスキルアップでは見逃せません。

では、ツールや手段だけを揃えれば上手くいくか?
というと疑問です。

味覚を磨きに行ってきました

実践の留意点 2025年弥生会はロスタル!

アイキャッチ画像は「ロスタル(金沢市)」さんでいただいた料理です。

毎年3月の下旬に実家町内の親睦団体「弥生会」で会食の機会があります。

会の名称に「弥生」の文字がありますが、税務会計業界関係者は私のみ(笑)。

2025年(令和7年)はジビエ✕フレンチで定評のあるロスタルさんで
料理とワインをいただきました。

アイキャッチ画像ではイノシシ肉が使われていました。

実家町内ではイノシシが出没したり、田んぼの水路を破壊していますが(笑)、
食材としての魅力がようやくわかりました。

なんとなく知っている、〇〇と聞いたことがあるだけでは
ピンボケのままだと実感しました。

百聞は一食に如かずでした(笑)。

実践の留意点 ソフトやAIだけでは不十分!?

食材や調理器具・設備が整っていれば期待通りに調理できるか?
というと「否」です。

なんとなく知っているや聞きかじりの知識で何とかなるか?
というと、やはり「否」です。

食材として十分なジビエも私がテキトーに料理すると
残念な代物に終わります。

料理と一見すると距離のある会計の処理でも同じことが言えます。

会計ソフトは会計処理の効率化というだけでなく、必須のツールです。

  • パソコンにインストール or クラウドサービスで利用
  • 会計処理のみに利用 or 他のバックオフィス業務とも連携

コストやインターフェイスの違い、使い勝手を比較しつつ、
利用者次第で選択できます。

提供しているベンダーがソフトの取り扱いを公開していれば、
操作で行き詰まる心配は少なくなります。

専門用語や不明な点はウェブでの検索やAIを利用することで
なんとかなるかもしれません。

実践的にスキルアップするなら、ソフトを導入して、
操作や知識を補うことが手っ取り早そうです。

他方、実践を手放しで「肯」とは言えません。

実践の留意点 税理士の出番が残る理由とは?

便利な会計ソフトやAIがあれば税理士は不要になる
という誤解があります。

誤解です。大事なポイントなので強調します(笑)。

会計の処理だけを切り出せばツールや情報で済みそうですが、

  • 現金主義ではなく発生主義で処理する理由
  • 「月次」決算でどんな処理を何のために行うか?
  • 経営の管理・税務申告・融資の申し込みを並行して検討
  • 会計ソフトのデータを経営管理のためExcelで利用 etc

といった関連する対象や課題もあります。

業種や事業規模、当事者の関心やスキル次第で選択が変わります。

あるいは関連する対象や課題に当事者が気づいていない、
知らないといったこともあります。

いつかお利口なAIエージェントがすべてを担うかもしれませんが、
今のところ税理士がサポーターとして有力です。

気づいていない会計や税務のサービスが実感できるかもしれません。

 

蛇足
ロスタルさんでの会食では、猪の他にも雉・日本鹿・熊・鴨と
知っているようで知らない食材での料理が出されました。

ワインもしっかりいただき、楽しい会食でした。

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