税務申告期にすべらない改善とは?
タブーとおすすめの改善を見極める!
税務申告の直前期は締切に迫られる状況ですが、
それだけに改善点も見つかります。
勢いをつけて改善対応!は効果もあり魅力的ですが、
勇み足にならない見極めも大切です。
すべらない改善がおすすめです。

古典的でもすべらない対策
すべらない 勢いか、勇み足か?
テストの直前に積読状態だった小説を読み始めてしまう
といったことがありました。
テストの結果は…、ご想像におまかせします(笑)。
締切間際の緊張感あふれる状況は集中力が高まり、
普段以上の力が発揮できます。
手つかずだった処理を一挙に片付けるだけでなく、
改善にも着手する勢いもあるかもしれません。
反面、余りある勢いが勇み足、残念な悪手につながり、
改善がすべってしまうケースもあります。
力を発揮する方向性を見極めておく必要があります。
すべらない 過去から現在を無視しない!
税務申告期の直前でのタブーとして、
- 会計ソフトの変更
- 勘定科目等の大幅な変更
- 申告期直前に不要なツールの導入
といったことが挙げられます。
会計処理でもやもやしていると、
- ツール(会計ソフト)がダメなのでは?
- 適用している勘定科目や補助科目を見直そうか?
といった対応を検討することがあります。
次年度以降、中長期では妥当な改善策かもしれませんが、
- 期間比較が困難になる
- 処理の継続性が損なわれる
- 会計の知識や理解が底上げされるわけではない
といった弊害が無視できません。
将来に向かっていく改善には魅力がありますが、
過去から現在を蔑(ないがし)ろにしないことが留意点です。
すべらない 地味で目新しさはなくとも!
申告期限直前の改善では、
- 資料やデータを探さなくて済む整理
- 資料・データややるべきことのチェックリスト作成
といったことがおすすめです。
地味すぎるかもしれません、目新しさもありません(笑)。
申告期限直前に納税者や税理士が悩まされることは、
- 必要なはずの資料やデータが揃わない
- ルーティン化できる工程ができていない
という共通点があります。
なんだか平時にのんびり取り組めそうな課題です(笑)。
とはいえ、申告期限直前の勢いや緊張感のあるときに
改善に踏み切れば翌事業年度につながります。
地味で目新しさがなくともすべらない改善は可能です。
蛇足
アイキャッチ画像は雪国のすべり防止対策の定番である
こも(菰)・むしろ(筵)です。
いつの時代の遺物か?といった表情になりそうですが、
耐久性とすべり止め効果に実績があります。
「最新」ではなくとも状況を改善できる一例ですね。
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