年末にむかってせわしない理由

締め切りとその他にも。

年末にむかってせわしない 年末も秋からも

2020年(令和2年)はコロナウイルス騒動で記憶にも記録にも残る年です。

年の初めには、東京オリンピックやインバウンドによる活況をどうさばいていくかといううれしい悲鳴だったと思いますが・・・

コロナ禍ももはや生活の一部・前提となりました。

秋祭りなどのイベントが中止されていますが、10月の秋まっさかりです。

「Go To トラベル」や「Go To Eat」のキャンペーンの影響もあり、少しずつ活況も出始めています。

10月は場所によっては紅葉も始まり、週末が楽しい月かもしれません。

しかし、10月末以降、とくに11月以降の年末は毎年「せわしない(忙しない)」印象が強まります。

年末にむかってせわしない 締め切りと季節が重なる

大手メディアでは、例年12月になると「師走(しわす)」という旧暦の表記から慌ただしさを演出しています。

「年度」という捉え方もありますが、「暦年」が1年を12月で分けていることと整合しており、12月の締め切りを強く印象付けます。

また、秋から冬にかけて日照時間も短くなり、気温も低下していきます。

活動には不向きな年明け後の真冬を迎える直前という点でも、年末にむかって準備が必要なことも出てきます。
(冬支度と決算みたいな締め切り)

個人的な活動でも年末にむかってせわしなくなります。

そうした個人の思惑とは別にせわしなくなる組織もあります。
身近なところでは、消防署。
冬になるにつれて、火災が増えます。
雪国では、急激な気温の低下→(暖房機器の利用)→直後の火災の増加は明らかです。

税務署も消防署と同じ時期に繁忙期をむかえていきます。
11月から年末調整や確定申告のアナウンス。
その後に、確定申告や法人の3月決算。

年末にむかってせわしない 情報収集から前倒し

面倒なことを片付けるルートは2種類あります。

一挙に片付けるか、少しずつ片付けるかです。

おすすめは後者です(当然)。

確定申告の対策が打てるのは、事実上年内ということは以前にも紹介しました。
(確定申告の誤解 見積りなくして節税なし)

アタマでわかっていても、なんとなく先送りしてしまいがちです。

とくに普段なじみの薄い処理や作業は億劫になります。

前倒しを作業や処理だけに限定せず、必要になりそうな情報の収集から始めてみることもおすすめです。

情報収集での心理的なハードルを下げることも、年末にむかっての準備です。

 

蛇足
ブログ記事では、「2020年(令和2年)」と「コロナ禍」を意識的に記述しています。
将来読み返したときの私自身の心境の変化も予想できないからです。

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