ひとりでも リモートワーク

転ばぬ先の杖になります。

ひとりでもリモートワーク 仕事はひとりじゃないから

コロナウイルス感染拡大の対策として、接触を減らすことが有力な対策となっています。
外出の自粛や休業の要請、さらにリモートワークも接触を減らすという共通点があります。

フリーランスや個人事業主、あるいはひとりで事業活動をしている経営者の方にとっては リモートワークの導入ということにあまり切迫感を感じない方も多いかもしれません。
とはいえ、取引先や営業先の方とのやりとりを想定すると、リモートワークに対応した仕事の進め方は必要になります。
また、リモートワークを進めておくことで、結果的に仕事の対応能力を上げられます。

今回のコロナウイルス感染拡大のような外部的な要因もありますが、内部的つまり自らの身にトラブルが起きた場合のことも想定しておくことも必要です。
いつでも・どこでも・どんなときでもという発想は極端ですが、リモートワーク化を進めていくプラス面が見出せます。

ひとりでもリモートワーク クラウド化を目指していく

リモートワークを導入するには、以下の三つの切り口から考えておくと手がつけやすいと思います。

まず、ペーパーレス化です。
紙を前提にしている仕事では、紙への出力と管理で手間取ります。
また紙というアナログの媒体を使うことで、情報や資料をデジタルのデータとして扱えないので業務効率が下がります。
PDF ファイルや CSV データなどでペーパーレス化を進めておくことで、 生産性が上がります。
ペーパーレス化は、クラウドでの保存とも相性が良いので Dropbox(ドロップボックス) や OneDrive(ワンドライブ) といったサービスを並行して使っていくことになります。

次に、オンラインでのコミュニケーションを確保しておくことです。
コロナウイルス騒動以降では、Zoom(ズーム)などのビデオ会議もよく使われるようになっています。
オンラインでのコミュニケーションでは、ビデオだけではなくメールやチャットなどを併用しておくことで、コミュニケーションの幅を広げることができます。
電話は緊急時には便利なのですが、不意に時間をとられるマイナス面もあります。
自分の時間をコントロールするという点でも、オンラインでのコミュニケーションツールを確保しておくことがプラスになります。
(ファクスは紙を前提にしているので、想定外です)

さらに、インターネットバンキングなど広い意味でのキャッシュレスに対応したお金のやりとりです。
現金を取り扱う手間や銀行でのやりとりの時間が減ることに加えて、 自分の経済状況をリアルタイムで把握できるメリットは大きいはずです。

以上のリモートワーク化に共通しているのは、業務処理でのクラウド化ともいえます。

ひとりでもリモートワーク  機会を増やすために

リモートワーク化は、現在ではコスト面でもセキュリティ面でも経営状況にプラスになります。
リモートワークという一見組織を前提にした仕事の進め方であっても、フリーランスや個人事業主の方にとってもプラスにつながります。

また、フリーランスや個人事業主の方にとっては、お金や労力とともに時間が貴重です。
リモートワーク化を進めることで、結果的に時間の生産性は上がります。
時間を活用して機会を増やすという点でも、リモートワーク化の導入は不可欠な要素です。

 

蛇足
リモートワーク化のためのオンラインサービスやアプリは、 無料で利用できるものが多い印象です。
試してみるという発想が、新しいことを始めるストレスを減らしてくれます。

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