名刺よりデータを準備しておく!
連絡先にQRコードをセット
いまいち気乗りしないことを否定や拒絶するよりも、
都合よく折り合いをつける選択肢もあります。
名刺よりQRコード 無下にできないが…
2022年(令和4年)11月、コロナ感染は「第8波」が懸念されています。
その一方で、観光地や繫華街では人通りも増えつつあります。
コロナ禍でリモート会議が定着しましたが、
対面での応対も戻りつつあります。
そうした中で復活することがほぼ確定なことに
「名刺交換」があります。
ビジネスで応対する方に自己の情報を提供する
といったことはスルーできません。
ただし、紙の名刺の利用では、
- デザインや記載内容の決定
- 印刷や発注
- 保管
- 手元の名刺の数量管理
といった煩わしさがあります。
また、相手方より受け取った名刺の取り扱い
といった負担もあります。
やりとりする対象が紙という媒体の名刺ではなく、
データとしての名刺であれば別の選択肢があります。
名刺よりQRコード データを渡す準備
QRコードを作成するウェブサイトがあります。
たとえば、「QRのススメ」
各種のデータをQRコード化できます。
その一つに、「アドレス帳に登録」もあります。
興味深いのは、作成したQRコードがスマホで読み取り、
- アドレス帳に追加できる
といった機能です。
言い換えると、上記のサービスを使うことで、
- QRコードで名刺でのデータをやりとりする
といった利用が可能です。
上記のウェブサイトはスマホでも利用できます。
必要なデータを入力して作成したQRコードは
ダウンロードして利用できます。
「必要なデータ」は必ずしも全ての入力項目ではありません。
たとえば、電話番号。
名刺に記載のあるメジャーなデータです。
その一方で、名刺で電話番号を記載することは、
- 電話番号というデータだけでなく
- 電話でのやりとりを肯定する
といった意図を示すことにもなります。
コミュニケーション手段を選択している場合であれば、
選択していない手段のデータを加えないことも可能です。
上記のシンプルなデータだけでもQRコードは作成できます。
サイズや色の変更も可能です。
名刺よりQRコード 複数の選択肢がもてる
上記のQRコードはパソコン上で作成しました。
同じようにスマホでもQRコードが作成できます。
さらにスマホの「連絡帳」アプリで新規に名刺用の連絡先を作成します。
ここで初期設定では表示されていない写真を
ダウンロードしておいたQRコードに設定します。
さらに右上のメニューより「ホーム画面に追加」を選択します。
下記のようにショートカットがスマホのホーム画面に作成できます。
「名刺交換」の際にはショートカットよりアクセスして、
QRコードをタップして相手に示せば利用できます。
一度設定さえすれば、名刺の管理の煩わしさから解放されます。
また、複数のデータを相手や状況によって使い分ける場合、
- 連絡先
- QRコード
といった準備をしておけば、スマホ1台でも管理できます。
紙の名刺か、それともデータか?、といった択一ではなく、
折り合いのつけ方を増やす発想が負担を減らしてくれます。
蛇足
かつて家庭でも職場でも「灰皿」があるのは当たり前の光景でした。
いまでは人目につかないところに置かれていたりします。
名刺ファイルがある当たり前の光景も変化するかもしれません。
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