PDFへの記載をデジタルで処理する！
手書きを避ける理由と無料の選択肢とは？
できそうなのに手が届かない代表的な処理です。
なんとかデジタルで片付けたい課題です。
サイズはともかく「こびとづかん」
PDFをデジタルで 嗚呼、手書き…
紙・印刷文化は根強い支持と影響があります。
たとえば、「書類」。
税務会計に限ったことではありませんが、
- 書類＝A4
という暗黙の前提があります。
電子申告の推進が強化されている傾向ですが、
「書類」や「書式」は固定的です。
規格化されているというわかりやすい一面もあります。
PDFはデジタルでの「ファイル」ともアナログの「書類」や
「書式」でも使える存在でもあります。
ウェブでPDFファイルがダウンロード可能となっていても、
デジタルでの編集手段がないとパッとしません。
結局、ダウンロード→印刷→手書き→持参・郵送・FAXと
旧来の処理を再生してしまいがちになります。
PDFをデジタルで Acrobat Reader DC？、Canva?
PDFの編集といっても有料ソフトでサクッと解決できます！
と言われると返す言葉がありません(笑)。
正論です。
反面、PDFの編集との費用対効果を考えると…、
無料でなんとかならんか？となります(笑)。
幸い、複雑な処理でなければなんとかなりそうです。
まず「Acrobat Reader DC」が利用できます。
閲覧用のアプリですが、「コメント」や「入力と署名」機能を使えば、
ちょっとした文字の入力は可能です。
PDFファイルを閲覧しつつ入力もできるので手軽といえます。
ただし、操作性や処理の効率は二の次の面があります。
ウェブアプリの「Canva」はPDFファイルを画像データとして、
編集することができます。
無料版でも文字の入力であれば支障ありません。
ダウンロードしておいたPDFファイルをアップロードして編集します。
サイドバー「テキスト」→「テキストボックスを追加」より入力ができます。
下記は「✓(チェックマーク)」を入力した例です。
複製(コピー)やサイズの変更も容易です。
書式に合わせた配置にテキストボックスを移動する場合も
下記のアイコンをドラッグ&ドロップするだけです。
また、「〇」も「素材」より追加することができます。
ファイルはクラウド上に自動保存されます。
必要次第で「ファイル」→「ダウンロード」でPDFファイルとして
ダウンロードすることができます。
Canvaへのアクセスが必要とAcrobat Reader DCに比べて遠回りですが、
編集の操作性の面でおすすめです。
A4サイズで複数枚の処理が見込まれる場合にはCanvaの利用が向いています。
PDFをデジタルで ちょっとくらいを先送り
PDFのちょっとした書類の記述や提出であれば、
- ササっと手書きして、
- サクッと印刷する
という選択が合理的かもしれません。
否定できませんし、手書きも選択肢です。
とはいえ、手書きでは、
- 訂正・修正・削除がもたつく
- 複製・保存に追加の処理が必要
とアナログ処理の限界が露呈します。
訂正や参照する機会は必ずあるとはいえませんが、
アナログ対応では時間を要することは明白です。
「ちょっとくらいなら手書きで…」をとりあえず先送りが、
後日の効率化につながりそうです。
紙文化の影響は根強いのでPDFの編集機会は今後も続きそうです。
相性の良い選択肢を試行錯誤してみる価値はあります。
蛇足
アイキャッチ画像はイオンモール白山(石川県白山市)でみかけた
「こびとづかん」の巨大な「カクレモモジリ」です。
作者なばたとしたかさんは白山市の出身だそうです。
イオンモール白山2周年イベントで登場していました。
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