税理士に季節感はないのか!? 確定申告で冬を連想する人しない人
部屋に引きこもっているからというわけではありません(笑)。
ビロン(小松市)
税理士と季節感 冬のイベントでも割り切れる方
「確定申告」や「税理士」というと冬の季語です。
(ウソです(笑))
しょうもない冗談ですが、それもそうかなという印象があります。
確定申告の受付が2月~3月と限定された期間でもあり、冬のイベント
として定着しています。
確定申告を冬のイベントとして連想しやすい方では、
- 例年は年末調整だが、事情により確定申告をする方
- 年金生活者
- 投資をされている方
- 副業をされている方
- 事業をされている方
といったところです。
給与所得の場合には年末調整制度があるので、確定申告の必要性を感じる方は
限定的になります。
給与所得者であるものの、医療費控除や住宅ローン控除初年度の方や
年金生活者の方が確定申告を冬のイベントとするのも無理はありません。
税理士と季節感 イベントに不向きな方
確定申告を冬のイベントと想定されている方では、
- 収入に定期性がある
- 節税の余地が相対的に大きくはない
といった特徴があります。
見方を変えると、確定申告での税金の影響がその方のお金の動向では
予想しやすいともいえます。
たとえば、医療費控除での確定申告。
所得を減らす(控除する)処理を経ての確定申告なわけですから、
税負担を心配する可能性は小さいわけです。
その一方で、確定申告での税金の影響が申告をされる方のお金の事情に
強く影響する場合には、確定申告=冬の連想に待ったをかけたいところです。
上記の例では、投資・副業・事業での所得が想定される場合、
収入は相対的に変動する可能性があります。
言い換えると、実態を早い段階で把握しつつ、税金を含めた
お金のバランス(資金繰り)を整える必要があります。
確定申告を冬だけのペーパーワークとしてとらえると、節税だけでなく
翌年以降のお金のバランスにもマイナスになるかもしれません。
税理士と季節感 税理士に季節感はありません(笑)
確定申告の相談というと、一般には冬を連想されそうです。
そうした連想は、ちょっとではなく大きな誤解です。
税金の相談に季節感は不要です。
真夏でも秋でも冬でも、思い立ったときに対策を打たれることを
おすすめします。
お金を将来稼いで取り返すことはできますが、見送った時間は戻ってきません。
幸いなことに、税理士の税務相談では季節感はありません(笑)。
蛇足
税理士になってみると、年がら年中お金や税金のことを考えているなー、
と実感します(笑)。
かつての勤務先(通信会社他)の同僚からみると、変わり者の印象でしょうね。
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