国立国会図書館をオンラインで利用する! 士業のための研究開発

新サービス開発!、といきたいわけです。
(捕らぬ狸の皮算用?(笑)

国立国会図書館 士業の研究開発

「研究開発」はどんな仕事や事業活動でも必要です、
ということは否定されません。

コンビニで毎週発売されている新商品をみれば、
研究開発の重要性はわかります。

税理士といった士業でも、サービスの拡大や充実には
研究開発といった裏付けがあります。
(とっかかりは思いつきやハッタリかもしれませんが(笑))

税理士業での研究開発の裏付けには、

  • セミナー
  • 勉強会
  • 本や雑誌などの書籍

といったところが定番です。

手をつけやすい対象は、本や雑誌などの書籍です。

本や雑誌などの書籍を利用するメリットは、

  • 安価
  • Amazonでもリアル書店でも入手可能

といったところです。

反面、過去の雑誌などでは入手しづらかったり、
割高に感じることもあります。

国立国会図書館 オンラインで複写

本や雑誌などの書籍であれば、購入だけでなく
図書館の利用も考えられます。

とはいえ、マイナーな本や雑誌が所蔵されているとは限りません。

国立国会図書館の利用はそうした不安払拭として有効です。

幸いにもオンラインでの複写サービスが利用できます。

私が利用したのは「遠隔複写サービス」です。

遠隔複写サービスでは、

  • オンラインで利用者登録をして
  • オンライン上から複写サービスを申し込み
  • 料金などを支払って

国立国会図書館所蔵の文献のコピーを入手します。

まず、国立国会図書館オンラインのサイトより利用者登録をします。
(上記サイトのログイン画面より登録できます)

登録にはメールアドレスが必要です。

申込画面でメールアドレスを入力して処理を進めると、
メールアドレス宛に登録のメールが届きます。

私の場合、遠隔複写サービスのみを利用するので「簡易登録」を選択します。
本人確認の書類提出が不要ですが、サービス利用が限定的となります。

なお、「本登録」では以下のような手続きや利用形態となります。

上記以降、利用者登録を行えば利用者IDが発行され、手続き完了です。
(ログインにはIDと設定したパスワードが必要となります)

複写サービスの利用に際して、キーワードなどで検索して
該当する文献の複写を申し込みます。

複写対象の文献を選択すると、下記のように「カート」にカウントされます。

カートにカウントされただけでは手続きは完了していません。

最終的に申込むと以下のようにカートが0となり、「遠隔複写」に反映されます。
申し込み完了のメールも届きます。

料金は以下の通り。

料金は後払いです。
クレジットカードには対応していないようです。

複写料金は下記の通りです。

事務手数料もかかります。

申込の前に概算額は確認した方が良さそうです。

国立国会図書館 地方でも諦めない

地方(石川県)在住なので、国立国会図書館には縁がないと思っていました。

今後も特別の事情がない限りは「遠隔複写サービス」での
限定的な利用になると思います。

インターネットでの情報収集が日常では中心的手段ですが、
本や雑誌などの書籍から知見を得ることは絶えません。

オンラインであれば、国立国会図書館の利用でも不利になりません。

税理士などの士業だけでなく、研究開発に文献が必要ならば
国立国会図書館オンラインの利用がおすすめです。

 

蛇足
国立国会図書館は英語で「National Diet Library」ですね。
Diet=国会と知っていても、なんだかほのぼのした印象です。

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