事業者に免許の更新がないのは魅力か?
事故事例・法改正・環境の変化をアップデート!
「ゴールド」ドライバーにあぐらをかいて更新をすっぽかすと
メッキがはがれます(笑)。
いつどこで更新? 免許の更新完了!
私の住んでいる石川県は典型的な車社会の地方です。
車の免許なしでは身動きがとれません。
と言いつつ、免許の更新期限が迫っていました(笑)。
免許が「ゴールド」ということで、手続きは簡潔なはずです。
その一方で、更新を日曜日に絞ってしまうと混雑は避けられません。
私は自営業の税理士なので時間の調整は自己完結できます。
幸い平日の午後に空いている時間があったので免許センターに行き、
1時間ほどで更新を完了させました。
免許は講習後に即交付で一安心でした。
免許交付前の30分の講習には70人ほどの更新者がいたようです。
日曜日であれば更新者は当然多く、待機時間は長くなっていたはずです。
仕事の都合が自己完結していることを有利に利用できました。
いつどこで更新? 講習でアップデート
免許更新時の講習では、
- 目立つ事故事例
- 最近の道路交通法改正
- 今後の道路環境の変化
といったことへの言及がありました。
事故事例では交差点内での事故を中心に解説があり、
夜間や高齢者への運転時の注意が強調されていました。
道路交通法は毎年のごとく改正されています。
自転車走行時のヘルメット着用も努力義務開始もその一つです。
2023年(令和5年)現在、石川県には4つの「環状交差点」があります。
「環状交差点」の利用や注意事項は私の免許取得時にはなく、
知識の確認となりました。
(環状交差点は2014年(平成26年)の道路交通法改正で導入)
なんとなく知っている内容ではあっても漠然としていては、
判断の基準や根拠としては頼りになりません。
定型的な免許更新時の講習でしたが知識のアップデートになりました。
いつどこで更新? 初期設定を見直しませんか?
事故事例や法改正、環境の変化での講習といったイベントは、
- 事業者と税務申告
といった場面でも魅力があるはずです。
とはいえ、事業者・経営者の税務申告は免許制ではないので、
免許更新にともなう講習や知識の更新は期待できません。
良くも悪くも事業者の税務申告知識の更新は自力救済が初期設定です。
反面、税務申告の専門性は高く、税制改正は頻繁であり、
経済環境も技術も変化し続けています。
自力救済での初期設定状態では、
- 税務申告での「事故」発生の予防の機会が乏しい
といった状況が続きます。
初期設定を見直す、税理士のサポートに期待する選択肢があります。
短期だけでなく、中長期の経営に有利な選択があるはずです。
蛇足
私が免許を取得したのは1997年でした。
当時の交通事故死亡者は全国で年間1万人前後でした。
2022年の交通事故死亡者は約2,600人。
中長期で不幸を減らす試みは不可能ではないことの一例です。
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