経営の振り返りはいつのときからか?
おまけ:今年の漢字2023年は何にするか?

「気づけば12月」や「あっという間の一年」は12月の季語です(笑)。

お金の話でも季節感の出てくる時期です。

経営を振り返る 年内に着地見込み!

12月になると何かとそわそわする時期となります。

税務会計業では年末調整や翌年の確定申告の時期に入ってきます。

いわゆる「繁忙期」の開始です。

個人事業では法人とは異なり「暦年」が決算・申告の期間です。

申告・納税が翌年以降とはいえ、「着地見込み」となると話は別です。

今年の業績を踏まえつつ、翌年以降の状況を想定していくなかで、
税負担でも資金繰りでも有利な選択を検討します。

年明け以降は事後的な処理が対象となります。

経営を振り返る 年初・期首からか?

年内に経営の「着地見込み」を検討する場合、

  • 年初(1月1日)・期首から検討時点までの事実
  • 検討時点から年末(12月31日)・期末までの見込み

を想定することになります。

一見すると、問題はなさそうです。

会計ソフトの入力や経費の処理を慌てるくらいの問題だけかもしれません(笑)。

会計期間として年初・期首はスタート時点です。

一方、経営は前年以前より継続しています。

会計期間の区切りとは別にして、経営の連続性も振り返りの対象です。

前年の損益計算書だけをみてもピンときません。

損益計算書は期首から期末までの一定期間を対象としているからです。

前年の貸借対照表は期末時点の経営状態を表しています。

  • 前年の期末 → 当期の期首

現金の動きではなく、売上も経費も発生主義が反映されることで、
売掛金や買掛金として期末時点に残ります。

また、商品などの棚卸資産も前年期末からの継続性があります。

上記以外でも貸借対照表の前期末残高を無視しての当期の検討はありません

貸借対照表を作成していない場合、「今年」の着地見込みであっても、
前年の経営状況の確認に手間どることになります。

経営を振り返る 翌年がみえる!?

「振り返る」という字面だけだと「過去」はかりが強調されそうです。

誤解です。

決算や申告・納税に向けた一年の振り返りでは、

  • 今年の業績と税負担の想定である着地見込み
  • 翌年の納税を含めた資金繰り

「将来」に向かっていくことになります。

「将来」は未確定です。

反面、裏付けのある想定は具体的な準備につながります。

年内・期中だからこそ決算・申告対策があります。

事後処理ではない、積極的な経営の「振り返り」がおすすめです

おまけ 今年の漢字

2023年(令和5年)の「今年の漢字」に応募しました。

私が選んだ漢字は「」です。

2023年はコロナウイルス感染症が5類感染症に移行しました。

2020年以降のコロナ禍から日常生活が「戻」ってきた年だからです。

一方で、海外では軍事紛争が続いています。

平穏な生活が「戻」ることへの期待も込めて「戻」を選びました。

 

蛇足
アイキャッチ画像は事務所付近で撮影しました。
枯れ葉も散って、次は雪が枝に積もる季節です。
外で撮影する余裕はなくなりそうです(笑)。

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