実益重視だから業務の記録をつける!
当事者の新鮮な記録だから役に立つ!
「業務日報」の作成というとやり過ごしたい対象
といった印象が強いかもしれません。
私も勤務時代はなるべくテキトーに済ませていた
残念な記憶があります(笑)。
過去を振り返らず(笑)、前向きに反省しています。

お盆明けまで待てるかな?
業務の記録 記録をとる側になった!?
記録は「とる」と「とらされる」でグッと印象が変わります。
「とらされる」については言うまでもありません(笑)。
仕事での業務日報が組織の運営上必要とわかっていても、
形式的で記録する当事者にとっては役立つ印象がありません。
税理士に登録して「業務処理簿」の作成が必要である
ということを知りました。
会計データの帳簿ではなく、お客様とのやりとりの記録を
残しておく必要があるということです。
一見すると面倒な業務の追加です。
他方、立場が記録を「とる」側になると印象が変わりました。
業務の記録 それで足りるのか?
税理士として独立すると決定や行動の責任が集中します。
うっかり記憶に頼ってしまうと、
- 漏れ・抜け・曖昧さでのボロが出る
- 記憶することで疲弊してしまう
- 客観的に振り返りができない
とトラブルの種を撒くことになります。
記憶より記録を重視するというとらえ方が妥当です。
業務処理簿の作成も義務的・形式的な視点ではなく、
業務上の必要性からとらえることになります。
業務処理簿のひながたは税理士会で用意されています。
ひながたの印象は細かいなぁではありませんでした。
これだけじゃ必要な記録事項を網羅できない
という印象でした。
立場が変われば印象やとらえ方は変わります(笑)。
私はお客様とのやりとりは、
- Excelのひながた
- Evernote
とツールを併用しつつ記録しています。
業務の記録 当事者の新鮮な記録!
記録にも鮮度があります。
記憶や印象は時間とともに劣化することは承知なので(笑)、
仕事の都度記録するようにしています。
形式的に後々記録を作成することもできますが、
- 記録の精度が期待できない
- 活用する機会がなくなる
と残念な点が目立ちます。
会計データでも業務でも精度が高い記録は参照の材料になります。
他方、精度の低い記録は当事者が記録に期待していないので、
活用する機会もなくなります。
記録を活かすことは業務上プラスになります。
ツールを利用する・習慣づけることと同時に、
- 当事者の新鮮な記録だから役に立つ!
といったとらえ方がおすすめです。
ローコストでもリターンは期待できます。
蛇足
アイキャッチ画像は田植え直後に撮影した水田です。
品種はハナエチゼンかゆめみづほの早生品種のようです。
石川県加賀地方ではお盆明けから刈り取られる品種です。
米の高騰が続いているので豊作を期待したいですね。
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