○○らしさ 気後れしないために

妥協と折り合いと試行錯誤です。

○○らしさ 制約のサインか

○○らしさという発言を聞くと身構えてしまいます。
(○○には職業や地位などが入ります)
自分の判断や行動を制約する印象が強いからかもしれません。

これまでにもそういった○○らしさについては考えてきました。
ネクタイをする、スルー?
名刺 差し出す側の妥協点
自分の思いだけを意固地に表しても埒が明かないので、前向きに妥協点を探ることに努めているわけです。

ではそうしたときの妥協点がどういったところかを考えてみます

○○らしさ たとえば署名用のペン

署名、ペーパレス化が叫ばれつつも根強く残る光景です。
とくに契約が関連する場合には、名前を書くという表面上の行為の裏に責任や意思の表明が控えているので、行為自体が重い印象でもあります。

重い印象のためか、署名用の筆記具まで重厚さが求められる印象があります。
重厚さを象徴する筆記具の順に、毛筆>万年筆>ボールペン>>>その他でしょうか。
(その他と書きましたが、実際には署名ではボールペンの使用が下限でしょう)
より実務的には、万年筆又はボールペンです。
さらに、万年筆にしろボールペンにしろペン軸はあからさまなプラスチック製は不可です。
ペン軸の色は黒色が定番で、シルバーも可といったところです。
ペン自体に重量感もほしいところです。
書き心地はおまけです。

署名という行為にふさわしい「らしさ」というだけでも、細かく分析できます。

○○らしさ 気後れ回避の手段

筆記用としてなら、一本数百円のボールペンで良質なものは多々あります。
(余談ですが、プ〇ッピーは安物万年筆の傑作だと思います)

とは言いつつ、私も署名用にボールペンを持っています。
自分自身が署名することと、お客様が使用するためとして持っています。

署名をする場面が常に重苦しい雰囲気ではありません。
ただ、荷物の受取などの際の本人確認での署名とは異なる場面であることを表現する必要とするときもあります。
重厚な筆記具を備えておくことで、贅言(ムダグチ)無く署名のもつ重要さを伝えられます。
言い換えると、自分が気後れしがちな場面を筆記具に仮託してしまう(押し付ける)ということです。

○○らしさに関連する名刺やネクタイや筆記具は、場の雰囲気に気後れしないための手段として有効です。
自分を守るという点で、○○らしさとの妥協点を見出せます。

 

蛇足
写真のペンですが、メーカー純正のインクが気に入らずジェットス〇リームの替芯を使用しています。
替芯の規格が同じだったので助かりました。

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