決算・申告期だから死角ができる!?
課題の棚卸と対策とは?
普段だったらなかったはずと想っていたことが、
状況次第ではトラブルの原因になることがあります。
雪の降り積もった状況も事業経営の決算・申告期も
「死角」ができる点は共通しています。
うっかりで事故を起こさない対策が必要です。

何気ないけど要注意の光景
死角ができる 何気ないけど要注意!
アイキャッチ画像は事務所近くで撮影しました。
2026年(令和8年)1月中旬より石川県は雪の日が続き、
2月も道路の脇には雪がしっかり積もったままです。
降雪が止むと車での走行時の視界はすっきりとしますが、
駐車場や側道から道路に出る際に雪の「死角」だらけとなります。
アイキャッチ画像右側は平時であれば見通しが良い場所ですが、
積雪が死角となっています。
平時と雪の季節との違いが感じられる光景です。
死角ができる 期中との違いとは?
事業経営の税務会計処理は時間で区切ると、
- 期中
- 決算・申告期
とザックリ分けられます。
取引を複式簿記での処理を通じて経営管理につなげる
という点では期中も決算・申告期も変わりません。
他方、決算・申告期は平時の期中でスルーしたことが
トラブルの原因である「死角」となる可能性があります。
たとえば、仮受金や仮払金での暫定的な処理。
期中の段階では一旦処理を棚上げした場合でも、
決算処理では確定していくことになります。
損益計算・税額計算への影響も見逃せませんが、
不適切な処理とならないようにする必要もあります。
雪でできた死角は時間の経過により解消されますが、
税務会計上の障害は放置していては残存し続けます。
死角ができる 翌年以降も見据えて!
決算・申告期になって急に処理を妨げる死角ができた
とは言えません。
期中の段階で、
- これまでも問題なかった…
- 〇〇と聞いた事がある…
- みんなもやっている…
と曖昧にしてきた経緯があったかもしれません。
税務会計の処理は後でまとめて片付ければOKともいえますが、
期中の段階で問題が生じていないことが前提です。
事業経営は継続が前提なので、放置した未解決の問題は
翌事業年度に影響を及ぼすかもしれません。
決算・申告期は税務会計上の課題の棚卸の時期でもあります。
- 役員報酬の設定
- 外注費計上の妥当性
- 消費税の本則・簡易の選択 etc
決算・申告期は死角となりうる問題への対策として
「月次決算」の導入・実行を検討する機会にもなります。
蛇足
積雪による死角は除雪や排雪の結果だったりもするので、
解消までには天候の回復や時間が必要です。
歩道にも雪が積もっているので、道幅の狭い道路では
歩行でも車の走行でも注意する日が続きます。
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