色彩感覚をハッキング HUE/360でパワーポイント設定
センスの無さを技術で補います。
目次
色彩感覚をハッキング 空まわる努力(泣)
頑張っているはずなのに、成果がでないことがあります。
努力や工夫が足りない、
粘り強さに欠けている、
といった課題なら解決のしようもあります。
困るのは、感性や感覚やセンスのズレ・・・
どうしようもない、と途方に暮れる課題です。
努力が空まわりします。
感性と無縁の税務会計サービスであっても、
説明用の資料は個性を出したいところです。
パワーポイントのスライド資料は、
とりわけ出来不出来の差が目立ちます。
デフォルトのテンプレを使う選択は無難ですが、
他の資料に埋没しがちです。
感性だけに頼った模倣や試行錯誤では限界があります。
技術で感性を補います。
色彩感覚をハッキング HUE/360とカラーコード・RGB
まず、自分の好みをざっくり見える化します。
パワーポイントでは、文字以外に
・スライド全体のメインカラー
・メインカラーとアクセントカラー
を選択します。
利用するサイトは、「HUE/360」。
自分の選んだ色を基本にして、バランスのとれた配色を選択できます。
パワーポイントで利用したいメインカラーを色相環から一つ選択します。
(「Color Space」を「RGB」に設定します)
次に、メインカラーと対になるアクセントカラーを残りの色から選択します。
選択された色は順に、画面左下に表示されます。
表示された色には、カラーコードのデータが表示されています。
「Print User Color」からカラーコードが確認できます。
カラーコードとは、色を16進法で表したデータです。
上記の「#55CCFF」がカラーコードです。
このままでもパワーポイントに設定可能ですが、
ウェブ上で「カラーコード RGB」と検索すると、
RGBの構成もわかります。
(RGBはRed/Green/Blueの三原色での色の表記です)
色彩感覚をハッキング デベロッパーツールでハック
自分以外の色彩感覚をハッキングすることも可能です。
ハッキング!?
といわれると驚かれるかもしれません。
実態は、ウェブ上のデータの確認です。
興味のあるサイトのデータ(構成)は、「デベロッパーツール」で確認できます。
Chromeで閲覧している際にF12を押すと、サイトの構成データが表示されます。
気になった色の構成がわかれば、自分でも試してみることができます。
色彩感覚をハッキング パワーポイントに設定
パワーポイントでの配色の設定は、
「表示」→「スライドマスター」→「配色」→「色のカスタマイズ」より可能です。
設定したい色をカラーコードでもRGBでも登録できます。
パワーポイントのデフォルト以外の設定を試してみたいが、
色彩感覚が不安な方(含む私)は参考にしてください。
蛇足
パワーポイントは色やフォントや構成など、
作業前の設定が大事ですね。
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