決算・申告の成果の管理も効率化する!
管理も経営の一端だから見直し!
一仕事終えて成果を確認するとホッとします。
しっかり保管して大切に扱おうという気にもなりますが、
では1週間後はというと…。
すっかり忘れているかもしれません(笑)。
決算書・申告書は直近の将来に影響するかもしれないので、
管理まで見直しがおすすめです。

しっかり残るまつぼっくり
成果の管理 達成感とともに保管
個人事業でも法人経営でも1年に1回は決算・税務申告が必要です。
帳簿の作成から決算処理、所得税・法人税・消費税申告と
1年間を締める過程があります。
期中で棚上げしていた処理も決着させる必要があったりと
なかなか先に進まないこともあります。
とはいえ、申告期限が厳然とあります。
なんとか決算書・申告書を作成し申告すると、成果を得た達成感があります。
決算書・申告書を成果として保管することにつながります。
成果の管理 書面での負担
私が税理士登録以前に税理士事務所に勤務していた歳、
決算書・申告書の「製本」作業がありました。
事務所で決めていた順番で決算書・申告書などをファイリングして、
成果品としてお客様に納品していました。
法人の決算では書面が多くなることで製本作業が難航し、
特定のスタッフが担っていた記憶があります。
製本は書面を保管するので、印刷の具合や用紙サイズだけでなく、
見栄えに至るまで気を配っていたわけです。
手先が不器用な私には決算・申告対応以上に厄介な工程でした(笑)。
他方、成果品を受領するお客様というと、千差万別でした。
毎年の決算書・申告書をカチッと保管される方もいれば、
納税額を確認して見向きもしない方も…。
決算書・申告書は経営の改善や計画、融資の申込みに欠かせません。
決算書も申告書も納税者が保管しておく義務もあります。
反面、書面では管理の継続や参照の過程が負担になる面があります。
決算書・申告書の管理も見直す対象になります。
成果の管理 経営の一端だから見直し
成果の書面での管理には、場所・重量・劣化・参照・活用と
不利な面が目立ちます。
書面での保管にも工夫の余地は見出せそうですが、
私はそうした努力も試行錯誤もしていません。
製本のスキルアップも打ち切っています(笑)。
書面・アナログでの管理ではなく、デジタルでの管理に振り切っています。
書面・アナログでの管理には保管にせよ活用にせよ限界があります。
私だけでなく、お客様にもデジタルでの管理をお願いしています。
デジタルで管理するためのサポートは業務の一環ですが、
保管までを税理士業務とされないようにお伝えしています。
決算・申告に至る過程での効率化や改善・見直しもありますが、
成果の管理にも見直しがおすすめとなります。
決算書・申告書の管理も経営の一端となります。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時にみかけたまつぼっくりです。
雨や雪の多い北陸・石川県の冬でもしっかり残っていました。
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