終活は登録が必要なのか?
終活と関連するお役所とは?
確定申告をギリギリ提出できた!といえるのは、
申告期限といった締め切りがあるからです。
期限がみえないテーマだからこそ、
ちょっとした知識が準備になります。
終活登録 誰に連絡すれば?
「田舎 地方 近所づきあい」といったことば並ぶと、
ため息が出るかもしれません(笑)。
- 干渉しないでほしい
- 面倒くさい
- 煩わしい
それもそうだよね、という点では田舎であっても
それほど変わらない印象があります。
とはいえ、いざとなると無干渉・没交渉
とはいかない事態もあります。
- 災害
- 火災
- 事故
- 病気
普段はおつきあいがない・していない場合でも、
連絡や対応が必要な事態があります。
究極的には、「死後」が想定されます。
「おひとり」や独居生活の際のイレギュラーな事態では、
- 誰に連絡すれば?
といった問題があります。
終活登録 関連するお役所が増加!?
「終活」が定着しつつあります。
「エンディングノート」の作成が身近な終活といえます。
書店でもウェブ上でもエンディングノートのひながたが
みつけられます。
お役所でもエンディングノートを配布していることもあります。
エンディングノートを作成しておくことで、
時間を経ても意思表示が可能になります。
一方で、エンディングノートの存在が知られないと、
期待通りの状況にならない問題があります。
一部の自治体では、
- 「終活登録」
といった行政サービスが始まっています。
たとえば、横須賀市。
登録できる対象は下記の通りです。
エンディングノートや遺言書を保管や登録するのではない
といった留意点があります。
横須賀市の「わたしの終活登録」は万が一の時
- 本人の意思表示
- 関係先への情報連絡
での行政サービスといえます。
「終活登録」は終活の一環となります。
一手詰めや自己完結での終活の仕組みではない
ともいえます。
終活登録 複数の役所で意思を残す選択肢
終活のなかでも「遺言」は重要な存在です。
相続開始以降、相続人の利害を左右します。
遺言の残し方は下記の通りです。
- 自筆証書遺言
- 公正証書遺言
- 秘密証書遺言
自筆証書遺言といっても保管においては
法務局が関与する仕組みがあります。
(法務局と終活のつながりとは?)
公正証書遺言であれば公証役場で作成・保管
ということで知られています。
秘密証書遺言も公証役場が関与します。
死後や相続が関連するお役所といえば
税務署も思い当たります。
しかし、税務署と直接かかわるのは、
- 相続開始後
- 相続人
となります。
生前の「終活」では本人の意思次第で、
- 自治体
- 公証役場
- 法務局
と関わる選択肢があります。
「終活」は義務も役所への届が必要なわけでもありません。
一方で、本人の意思を伝えるために複数の役所を利用する
といった選択肢があります。
利用できる期限が「生前」となっているので
検討は先送りがちとなります。
まずは知識の補充や仕組みの理解がおすすめです。
蛇足
2023年(令和5年)のソメイヨシノの開花は
北陸(石川県)でも早い時期となりました。
入学式の時期とはズレが生じますが、
観光客にとっては良好なようです。
金沢市でも国内外の観光客が増えています。
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