独立開業するなら仕事の自己紹介が常に必要です! 潜在需要に気づかない理由とは?
なんとなく知ってるでしょ?、ご存知ですよね?
ではチャンスを逃すかもしれません。
仕事の自己紹介 肩書で手抜き?
税理士という仕事をしていて楽だと感じるのは自己紹介です。
「税理士をやっています」と初対面の方にお伝えすると、
- ほー、税理士さん
- ホー、ぜいりしさん
- ホホーウ、ケイリシさん?
と反応があり、とりあえず話が進みます(笑)。
肩書を利用した自己紹介はよく言えば効率的なショートカット
といった面があります。
ただし、そうした肩書を使った手軽な自己紹介には
残念な面があります。
仕事の自己紹介 手強い対面相手
「租税教室」で登壇して小学生(6年生)に向き合うと、
肩書きに頼った自己紹介のボロが出ます。
「税理士をやっています」→「ホホーウ」の反応が無いからです(笑)。
子供だから税理士といった仕事を知らないともいえます。
とはいえ、小学生といっても知識や常識に欠けているわけでもなく、
話を進めると理解力が確認できることがわかります。
「ホホーウ」といった曖昧な反応を期待していたことで、
自分の仕事の紹介をサボっていたことを突きつけられただけです。
私は租税教室での仕事紹介では、
- 社長のお金の管理を助ける仕事をしています
とざっくりした話から始めています。
社長=エライ人・トップの人という図式は生徒にもあります。
一方で、「社長」の抱える具体的な問題となると、
大人でもピンとこない内容かもしれません。
たとえば、ケーキ屋さんの社長の場合として、
- クリスマスの何ヶ月も前から
- 試作品を作り(開発)
- 販売の予約をとり(営業)
- スタッフを集めて(雇用)
準備を進めていると想定します。
上記の想定では、
- お金が入ってくる売上の前にお金の支払いが先
- お金が足りないかもしれない!?(資金調達)
とお金をめぐる話につながります。
このあたりでようやく税理士登場(笑)。
ケーキ屋さんの社長の例では、最後に納税(義務)があり、
税理士の仕事として締めくくります。
生徒の反応はというと、
- ふ~ん…
といった様子です(笑)。
工夫の余地が多そうです(笑)。
仕事の自己紹介 チャンスかも?
租税教室での税理士に対する生徒の反応は、
子供特有の反応とはいえない印象があります。
これまで仕事上、税理士との関わりが無かった方では、
上記の生徒との反応と大差ないかもしれません。
税理士…?、といった反応が実態なわけです(笑)。
視点を変えれば、税理士側(私)からも潜在的なニーズやチャンスを
見逃している可能性があります。
仕事の自己紹介は試していない切り口がまだまだありそうです。
蛇足
仕事の紹介を誤解無く手抜きで済まそうとすると、
カテゴリーや肩書の羅列になりがちです。
(自己紹介も苦手なままにしない 更新を忘れない)
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