パワーポイントをブロックエディタ化してみる!
脱苦手意識の文書作成!

付き合いが長いからといっても、慣れ親しんでいる
とは言えない関係があります。

別のツールの違うアプローチで折り合いがつく
かもしれません。

パワポエディタ 理不尽な文書作成

パソコン無しでの仕事環境が想像できない現状があります。

税理士業に従事しているので会計ソフト・税務申告ソフト、
ExcelやChromeの使用が日常的です。

ちょっと距離感を感じるのはWordでの文書作成です。

パソコンを使用して以来の付き合いのあるソフトですが、
未だに利用しやすさを感じません(笑)。

作成する文書全体の構成を編集する段階になると、
イライラっとしてしまいます。

操作の習熟が至らない結果です。

我ながら理不尽だと感じるのはWordPressでブログを
「クラシックエディタ」で作成していることです。

2019年から導入された「ブロックエディタ」ではなく、
Wordに近い「クラシックエディタ」を使用しています。

我ながら屈折しています(笑)。

パワポエディタ ブロックエディタ化

WordPressのブロックエディタでは文書を構成するブロックを追加して、
文書の全体を作成しています。

ブロックを追加する入力が面倒くさい印象があります。

一方で、ブロックごとに編集対象となる柔軟さもあります。

WordPressではなく、

  • 通常の文書作成でブロックエディタを使えないか?

という発想が出てきます。

Wordではなく、PowerPoint(パワポ)でなら利用しやすそうです。

  • A4サイズ
  • 縦書き
  • 白紙

といった設定から文書作成を開始します。

「白紙」のスライドを新規作成します。

「デザイン」タブ→「スライドのデザイン」→「ユーザー設定のスライドサイズ」に進みます。

「A4」サイズで「縦」書きを選択します。

さらに「表示」タブより「ルーラー」・「グリッド線」・「ガイド」に
チェックを入れておきます。

テキストボックスは「挿入」タブ→「テキストボックス」より追加できます。

パワポエディタ 編集を後回し・先送りできる!

下記はパワポをブロックエディタ化して文章を作成した一例です。

テキストの編集は該当箇所をドラックすれば操作できます。

図やアイコンの挿入は通常のパワポの使用となります。

テキストボックスの追加には、

  • Ctrl+D

テキストボックス間の移動では、

  • Tab/Tab+Shift

でのショートカットキーの利用がおすすめです。

パワポのブロックエディタ化では、

  • テキストボックスを追加しつつ文書作成
  • 最期にテキストボックスを整列させる

といった流れでの処理となります。

Shiftキーを押しながら整列させるテキストボックスを選択して、

  • 「ホーム」タブ→「配置」へと進み、
  • 「オブジェクトの配置」配置→「スライドに合わせて配置」を選択

といった操作で配置が仕上がります。

パワポのブロックエディタ化は長文での文書作成には不向き
という印象があります。

一方、パワポの編集機能や操作性に相性の良さを感じるかもしれません。

パワポのブロックエディタ化による文書作成という選択肢もあると
文書作成の負担が軽くなるかもしれません。

 

蛇足
「A4」や「縦書き」といった設定は紙・印刷を暗黙の前提
としているともいえます。
完全なペーパーレス化には現状に替わる規格も必要かもしれません。

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