ITやデジタルで何が改善できるのか?
IT戦略ナビでたたき台を見える化する!
とっかかりが見い出せないと先に進めません。
とりあえずのたたき台でもないよりマシなはずです。
IT戦略ナビ 悩めないことが悩み
やらなきゃいけない、やるべきことがあるはずと思っていても
空回りでもどかしいことがあります。
不平不満や愚痴が出る状況は問題が見えている状況です。
解決策が不透明な状況でも、類型化できる問題であれば、
打つべき手は見えてきます。
一方、ことばでもイラストでも不満が表現できないと
感情のイラつきは募ります。
悩みがあるのに具体的に悩めない状況です。
誰かに話してみるという選択があります。
前向きですが、「誰か」って誰よ!?だったりします(笑)。
IT・デジタル・DXでの業務改善は魅力がありそうですが、
- 誰に
- 何を
- どんな切り口で
尋ねるべきかわからないことが多々あります。
「IT戦略ナビ」はそうした不満から改善のたたき台を作る
という点での選択肢になります。
IT戦略ナビ たたき台を作る
「IT戦略ナビ」は独立行政法人中小企業基盤機構が運営しています。
(「IT戦略ナビ」で検索)
設問の選択に回答していくだけで、デジタルでの業務改善案を作成していくれます。
必要な回答項目は以下の内容です。
- 業種
- 経営課題
- 業務上の問題点
サイトの利用に登録は不要なので手軽に利用できます。
以下は利用の一例です。
選択が就留すると、自動的に改善のアプローチはが示されます。
また、改善に関連するアプリも示されます。
さらに「IT戦略マップ」や導入プランも出力されます。
結果はExcel・PowerPoint・PDFでダウンロードすることができます。
手軽に利用できる上に改善案が見える化され、データの取得が可能です。
IT戦略ナビ 違和感から次の一手
「IT戦略ナビ」は手軽に利用できて、テキパキと結果が得られます。
反面、得られた結果が即解決策となるとは言えません。
もやもやした不満が類型化された問題となることで、
- これって、ウチの状況と違うよなぁ?
といった違和感が強まりそうです。
「IT戦略ナビ」が提示してくれたツールやプランを否定したり、
難癖をつけ続ける可能性があります(笑)。
「IT戦略ナビ」の示した結果がたたき台として成功している
というポジティブな成果ともいえます。
経営改善の課題や解決策は傍目には類型化できます。
一方、個別具体的な事情や意向も定型的に扱われるので、
不満が募ります。
ただし、たたき台が示される以前の漠然とした不満ではなく、
具体的な不満や違和感を指摘できる段階に移ります。
不安や不満の解決には課題の見える化や試行錯誤が必要です。
「IT戦略ナビ」は解決へのたたき台をサクッと示してくれます。
たたき台を前向きに遠慮なく批判できるのでおすすめできます。
蛇足
不満や問題を類型化されると、管理の対象になるので、
ホッとする面があります。
得体のしれない「鵺」のままではとらえきれませんね。
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