Go to キャンペーン 支援の仕組みを知っておく
旅行会社の企画にも期待したいところです。
2020年(令和2年)7月22日追記
東京を中心にコロナ感染が拡大しており、Go to トラベル実施に以下の制限がつきました。
コロナ感染の状況次第では、今後の再変更もありえます。
Go to トラベル 2段階で実施
コロナ対策の一環として始まるGo to トラベルの詳細が示されました。 → こちら
重要な点は以下の通りです。
・対象金額:旅行代金の1/2を対象に、一人一泊2万円が上限、
・対象期間:2020年(令和2年)7月22日~2021年(令和3年)春ごろ
・対象外のサービス:後述
支援が2万円以下の半額ということなのですが、この支援には特有の仕組みがあります。
支援額が、旅行代金割引と地域共通クーポンに分かれていることです。
・旅行代金割引=旅行代金(最大2万円)×1/2(0.5)×7割(0.7) → 代金の35%が支援=65%のみ支払
・地域共通クーポン=旅行代金(最大2万円)×1/2(0.5)×3割(0.3) → 代金の15%分のクーポン
地域共通クーポンは、本格実施が9月1日以降発表なので、当初は旅行代金割引での支援のみです。
旅行代金の支援を通じて、コロナ禍で打撃を受けた小売業やサービス業を支援するという趣旨です。
Go to トラベル 支出は旅行代金の65%
旅行代金の「支出」に対する支援は、旅行代金に限定されています。
支援を利用することで、財布から出ていくお金は旅行代金の65%のみということになります。
見方を変えると、このキャンペーンを利用するということで、旅行代金の15%のクーポンが入手できるということになります。
ただし、支援の利用対象外を知らずに計画していては、がっかり感が生じます。
個人手配の交通費は割引対象外となっています。
とはいえ、住んでいる都道府県内での支援の利用ならば、損をしたという感覚にもならないかもしれません。
(国内旅行が対象であって、住んでいる所の近所が不可とはされていません(笑))
Go to トラベル クーポンの利用は今後に期待
クーポンの利用にも制限があります。
まず、該当しない購入対象があります。
次にクーポンを利用できる対象期間と地域です。
旅行期間中のみに限定されています。
利用対象地域は、旅行先の都道府県+隣接都道府県です。
また、お釣りを受け取ることはできません。
まだ具体的な利用状況が明らかにはなっていませんが、上記以外での利用は可能のようです。
商品やサービスがクーポン購入対象なので、お土産だけにとどまらない利用が期待できます。
政府がクーポン加盟店を募集中ということなので、今後の発表も確認しておきたいところです。
(説明会は政府の事務局や、各運輸局で今後開催予定です)
コロナ感染が収束したと言い切れる状況ではありません(2020年7月13日現在)。
とはいえ、Go to トラベルは魅力的な施策です。
旅行を計画してみることでも、気分転換になります。
蛇足
コロナ感染の拡大次第では、数か月後の計画は立てにくいかもしれません。
希望する計画は、複数作っておく方が無難です。
こちらも参考に、コロナウイルス対策で地元がわかる(石川県民限定です)
Go To トラベルとの併用は、観光庁側は各自治体での取り決め可能という見解です。
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