経営を続けるなら「クラウドしか勝たん!」をおすすめ
変なことば遣いでも慣れてしまうものですね。
河津桜。
クラウドしか勝たん 決めつけじゃない
流行語とは違うのですが、新しい言い回しがあります。
その一つが「○○しか勝たん」です。
○○に勝るものがない、○○最高といった意味です。
○○しか勝たないの省略のようです。
たとえば、「あんバターサンドしか勝たん」。
いろいろな美味しいスイーツやパンがあっても
あんバターサンドが最高と思ったときの表現です。
○○しか勝たんは強い断言を示しますが、
比較という前提があります。
ワッフルもメロンパンアイスもマリトッツォがあっても
それでもあんバターサンドが最高、といった具合です。
○○しか勝たんという表現がきつく聞こえても、
決めつけと無視しない方が良さそうです。
クラウドしか勝たん 後方はクラウドへつながる
税務会計サービスは、いわゆるバックオフィス・事務方
といった後方支援が中心です。
後方支援というと、社内や組織内部での活動に限定
といった印象があるかもしれません。
処理や作業風景だけをみると誤解してしまいます。
実態は、社内・組織を通じて外部と関わります。
たとえば、税務署。
申告手続きや税務調査で関わります。
あるいは銀行。
融資は、借入の申込みと返済に注目されますが、
返済中や決算後の報告にも税務会計サービスと関連します。
そして税理士。
社員やスタッフではなく、外部の専門家として
経営をサポートします。
経営の後方業務と関連する組織や税理士は
クラウドでつながるという共通点があります。
クラウドしか勝たん 先細りする環境をカバー
経営をとりまく環境は激変しています、
と数十年前から言われています(笑)。
(昭和の時代のビジネス書でも見かけた記憶があります)
最近の変化では、
- オンライン化
- 再編によるダウンサイジング・縮小化
が目立ちます。
ウェブ接続環境が充実してスマホ・パソコンが使いやすいこと、
さらにコロナ禍によるリモートワークでオンライン化が進みました。
銀行は店舗内店舗といった形式をとりつつ再編を続けています。
私の住んでいる石川県の某信用金庫は従業員が
ピーク時の半分未満になっているようです。
オンラインでのインターネットバンキングの利用は
ますます欠かせなくなります。
上記のような環境の変化は、
- リアルでの応対
- 紙資料のやりとり
といったこれまでの仕組みの先細りともいえます。
経営が関係するお金の流れとオンライン化がつながると
税理士の仕事環境も変化します。
- 電子申告
- クラウド会計
- ZOOM ミーティング
- クラウドストレージ
こうしたクラウドに関連する仕組みやツールの利用は
先細りする環境の変化をカバーできます。
クラウドしか勝たん!、は決めつけでも開き直りでもなく
これからも経営を続けるための前向きな発想につながります。
蛇足
本文を書いているときに2022年(令和4年)以降
マリトッツォをみかけなくなったことに気付きました。
2021年はパン屋・コンビニ・スーパーで「センター」
でしたが(笑)。
あんバターサンドも安泰ではありませんね。
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