ATMが無くなっても困りません!というための準備

想定済みの変化にはついていくより
先回りがおすすめです。


店舗外ATM目前の表示

ATM廃止 とある地銀からの衝撃

私の住んでいる石川県は地方銀行が一行だけです。

その一行である北國銀行が2024年9月までに
店舗外の ATM 125台を全廃すると発表しました。
(店舗内 ATM 241台は存続させるそうです)

コンビニ ATM が普及して、店舗外 ATM の利用が低下している
という理由です。
(ただし、現状のATM使用割合は、店舗内>店舗外>コンビニ)

以前にも最近の銀行の動向についてお伝えしたことがあります。
(金融機関の静かなリストラを見逃さない)

キャッシュレス化の流れは一段と強まりそうです。

ATM廃止 現状と選択を知っておく

店舗外の ATM を全廃する予定は衝撃的な印象です。

しかし、冷静に自分の決済の現状をとらえると
慌てることはないなとわかります

私は家計簿をつけるときに決済手段も記録しています。

決済のカテゴリーは以下の4つです。

  • 現金
  • PayPay
  • WAON
  • 銀行(クレジットカード含む)

私の住んでいる石川県加賀地方では交通系キャッシュレス決済は機能しません。

その一方で、イオンの店舗数が多いのでWAON の利用が有力になります。
(北陸でも加賀地方がとくに「イオン濃度」が高めです(笑))

現金での決済は金額・利用割合ともに小さくなっています。

現金での支払いは、個人店舗や自営業者、冠婚葬祭に限られています。

私の場合は2018年年末からのPayPayの普及以降、
キャッシュレス決済を利用することが多くなりました。

また、キャッシュレス決済を利用する機会が増えたことで

  • 現金とキャッシュレス手段を同時に管理したくない
  • 現金をATMから引き出すのが手間
  • 現金払いでレジでモタつくのが煩わしい

という理由から、さらにキャッシュレス決済の利用割合が高まりました。

キャッシュレス決済の利用割合や金額が増えていくと
キャッシュレスでの不安よりも利便性を強く感じます

ATM廃止 お金の管理は見たくない?

キャッシュレス化の不安を整理してみると、

  • キャッシュレス決済を使ったことがない
  • 現金を使うことに安心感がある
  • 使用の履歴がしっかり残る!?

といったことがあります。

現金というキャッシュが目に見えなくなる一方で、
キャッシュレス決済では使用履歴は把握しやすくなります。

これまで家計簿やお金の管理を避けてきた方にとっては
お金の使い先を突きつけられる印象になります。

キャッシュレス決済のメリットとデメリットは
人によっては不愉快のタネになりそうです(笑)。

キャッシュレス決済の機会が増加することは避けられません。

現金からキャッシュレス決済に移行することで
お金の使い方を見直すきっかけにすることが
前向きな気持ちになるのでおすすめです。

 

蛇足
ATMと複合機は親戚という印象があります。
どちらも通信端末という点で共通です。
ATMを製造しているメジャー企業の沖電気・富士通は
複合機メーカーでもあります。
ペーパーレス化で複合機の出番も減るんでしょうか?

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